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2019年1月7日のブックマーク (8件)

  • 記者の考えを変える契機は農業者が与えてくれた

    「兼業が日を支えている」と強弁する罪――。今から6年前、この連載を始めたときの最初のタイトルだ。サブタイトルは「農業崩壊に正面から立ち向かうガリバー経営」。零細で効率の低い日の農業に、企業マインドを取り入れていくプロセスで、大規模化は間違いなく大きな役割を果たしてきた。その意義は、今後も変わることはない。ただ、筆者の農業に対するスタンスは、当時いた場所からずいぶん遠いところに来たように思う。考え方を変えるきっかけはすべて、農業者へのインタビューが与えてくれた。今回はそのうちのいくつかをふり返ってみたい。 新聞記者という仕事の性質上、関心が向かう先はどうしても「時代の先端」になりがちになる。だが、そうやって追いかけたものの中には、ほんの少しときがたてば風化してしまうものが少なくない。取材を重ねて痛感したのは、変化の波頭を追う一方で、思考の重心を下げて「変わらないもの」を見定めることの重要

    記者の考えを変える契機は農業者が与えてくれた
  • エリート層に対する痛烈な批判──『エスタブリッシュメント 彼らはこうして富と権力を独占する』 - 基本読書

    エスタブリッシュメント 彼らはこうして富と権力を独占する 作者: オーウェン・ジョーンズ,Owen Jones,ブレイディみかこ,依田卓巳出版社/メーカー: 海と月社発売日: 2018/12/06メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るイギリス社会で富裕層が自らの利益を守るため、下層階級を敵視する階級闘争が存在していることを語った『チャヴ 弱者を敵視する社会』のオーウェン・ジョーンズによる最新邦訳である。今回は弱者側ではなくエスタブリッシュメント側から、彼らがいかにしてイギリス社会に不平等を撒き散らしているのかを歴史的観点、警察、メディア、財界と政界との関わり──などいくつかの側面からみていくことになる。 著者のオーウェン・ジョーンズは言ってみれば(1984年生まれで、チャヴを出した時はまだ20代の若さだが)古典的で強烈な左翼で、エスタブリッシュメントが支配する社会への

    エリート層に対する痛烈な批判──『エスタブリッシュメント 彼らはこうして富と権力を独占する』 - 基本読書
    deadwoodman
    deadwoodman 2019/01/07
    “賃金を生活賃金のレベルまで引き上げ、国家への依存度を減らす。累進課税を推し進め、ドイツの企業で行われているような、企業内の選挙で労働者を選びその代表者を役員会に出席させる制度の導入など”
  • ハーバード大学教授スティーブン・ピンカーが断言「世界は良い方向に進んでいる」 | これからの時代どう生きる?

    これからの時代どう生きる? ハーバード大学教授スティーブン・ピンカーが断言「世界は良い方向に進んでいる」 地球温暖化、テロ、移民問題に、あとを絶たない暴力事件──。私たちが日々目にするニュースは暗い話題で溢れている。一見すると、世界は不穏な空気に包まれているように思えてしまうが、スティーブン・ピンカーはそれをきっぱりと否定する。 科学が生活の利便性をいかに高めてきたのか、そして「歴史上もっとも幸せな時代」を持続するために人類が何をすべきかを、ハーバード大学の名物教授が米「ニューヨーク・タイムズ」紙に語った。 ハーバード大学の認知心理学者スティーブン・ピンカーは、挑発的な論調で知られている。たとえば女性が根的に男性と違い、その差異は遺伝子によって決定づけられているとか、銃乱射事件などの残虐なニュースが日々流れるなか、社会から暴力が減っているといった議論を展開している。 そんなピンカーは最新

    ハーバード大学教授スティーブン・ピンカーが断言「世界は良い方向に進んでいる」 | これからの時代どう生きる?
    deadwoodman
    deadwoodman 2019/01/07
    “最新刊『Enlightenment Now』(未邦訳)で、地球上の暮らしがどれほど向上しているかについて書いている。個人の安全や寿命、経済の安定性、幸福度など…現代人は17世紀の啓蒙時代の幕開け前と比べて遥かに恵まれている
  • 怖いけど知りたい、「死」とは一体何なのか。 - minimalist's microcosm

    久しぶりに屋でを買った 屋に行くということも減っているが 屋でを買うということも随分減ったと思う 屋で気になったAmazon楽天で買うという ありがたくない客の私が言えたことではないのだが やはり屋は良い 何も買わなくても 屋という知的風空間でベストセラーのをパラパラとめくるだけで 賢くなったような気さえする それは「気分」に過ぎないと気がついてからは 用もないのに屋へ行く、ということが減った 屋で時間を潰すことはウィンドウショッピングと同じなのだ それでも屋は良い 先日買った屋で目にしなければおそらく手にすることはなかった 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 posted with ヨメレバ シェリー・ケーガン 文響社 2018-10-05 Amazon Kindle 楽天ブックス 僧侶のようにも見える著者の佇まいと大きな「DEATH

    怖いけど知りたい、「死」とは一体何なのか。 - minimalist's microcosm
  • Passion For The Future: 戦争における「人殺し」の心理学

    戦争における「人殺し」の心理学 スポンサード リンク ・戦争における「人殺し」の心理学 こんなテーマだが、読む価値がある素晴らしいである。 著者のデーヴ・グロスマンの経歴。 「 米国陸軍に23年間奉職。陸軍中佐。レンジャー部隊・落下傘部隊資格取得。ウエスト・ポイント陸軍士官学校心理学・軍事社会学教授、アーカンソー州立大学軍事学教授を歴任。98年に退役後、Killology Research Groupを主宰、研究執辞活動に入る。『戦争における「人殺し」の心理学』で、ピューリツァー賞候補にノミネート。 」 このは米軍学校で教科書として使われている。 人は戦争で敵を前にすると、銃を撃てないし、弾は当たらないという事実にまず驚く。 多くの戦争で銃を使う兵士たちのうち発砲したのは15%~20%であった。8割の兵士は発砲しないで戦闘を終える。理論的には命中率50%の状況で発砲しても、一人を倒すの

    deadwoodman
    deadwoodman 2019/01/07
    “のちにこの著者は「反テレビゲーム」運動で重宝されます。”
  • roponbiyori.com - このウェブサイトは販売用です! - roponbiyori リソースおよび情報

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    deadwoodman
    deadwoodman 2019/01/07
    “本来、人間には、同類を殺すことには強烈な抵抗感がある。それを、兵士として、人間を殺す場としての戦場に送りだすとはどういうことなのか。どのように、殺人に慣れさせていくことができるのか。”
  • 『はざまの哲学』はスゴ本

    「哲学は何の役に立つのですか?」 哲学をやっていて良いのは、メタ的に疑う目を養えることだ。 たとえば、「哲学は何の役に立つのですか?」という質問が、どんな前提で発せられており、その前提が孕む別の問題に気づけるようになる。 質問者は、「哲学は〇〇の役に立ちます」という回答を期待している。〇〇には、適当な言葉が入る。たとえば、「論理的思考」や「詭弁術」、あるいは「認知バイアスの明確化」「会議における論駁」など、いくらでもある。そこから質問者は、〇〇を身につけるには、別に哲学である必要はない、と言うことも可能だ。 まさにここが問題になる。 「哲学が〇〇の役に立つ(a)」からといって、「〇〇のために(b)哲学がある」わけではない。この(a)と(b)を混同させる発想が、質問の前提にあるのだ。いま哲学を槍玉に挙げたが、哲学に限らず、歴史数学、文学など、学問分野は質問者の意図によって入れ替え可能である

    『はざまの哲学』はスゴ本
    deadwoodman
    deadwoodman 2019/01/07
    “科学者に研究開発プロジェクトを請け負わせる形で財政援助を行うのだが、これは、戦時の科学者動員を平時化するものであり、同時に莫大な予算を必要とする「ビッグ・サイエンス」の始まりでもあった”
  • 【追記あり】技能実習生を雇用している父に質問してみたら、我が家の謎がすこし解けた - 本トのこと。

    私の実家は会社を経営をしており、数年前から外国人実習生を雇い入れている。 主にベトナム人で、一緒に会社を切り盛りしている母は寮*1の管理や、時にはLINEで日語についての質問に答えたりなど、親身に世話をしているようだ。 日語勉強中のベトナム人からの「たのしいとうれしいのちがいは?」「招待すると誘うと呼ぶのちがいは?」の質問にLINEで答えることをしたけど、(非ネイティブに伝わるようにするのも含め)意外と説明がむずかしい — ミネコ (@meymao) March 19, 2016 私はテレビを持っておらず、普段ニュースもさほど見ないので社会問題に明るくないのだけど、外国人実習生に関する問題が目に入るたびに、その現状のひどさや、それに対する世論の反応なども含め、この近くて遠い実習生問題について気になっていた。 「うちの実家も外国人実習生を雇い入れているが、報道されるようなひどい環境で働か

    【追記あり】技能実習生を雇用している父に質問してみたら、我が家の謎がすこし解けた - 本トのこと。