古屋圭司国家公安委員長は20日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。古屋氏は参拝後、コメントを発表し、「国務大臣古屋圭司」と記帳し、私費から玉串料を支払ったことを明らかにするとともに、参拝の理由について「国会議員の責務」かつ「日本人として当然のこと」と強調した。 靖国神社では21日から23日まで、春季例大祭が行われる。古屋氏はコメントで、20日の参拝について「公務に差し支えがないように」と説明した。 古屋氏の参拝に対して、中国、韓国の反発が予想されるほか、23日にオバマ大統領の訪日を控える米政府も不快感を示す可能性がある。安倍晋三首相は春季例大祭の参拝を見送る方針だ。 [時事通信社]