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2010年2月25日のブックマーク (3件)

  • ではどうすれば差別を客観的に定義できるのか - Whoso is not expressly included

    不当性を要件としているかぎり差別を客観的に定義することはできない、というのが前回のエントリーでした。かといって、不当性をまったく定義に含まないというのもなかなか難しい。 前回の議論を整理する意味で、ひとつ別の定義を紹介しましょう。新保満先生が岩波新書で使った非常にシンプルな定義です。永遠の名著『人種差別と偏見―理論的考察とカナダの事例』(1972年)より。 「差別は特定の社会集団に所属していると見なされる個人に対する異なる取り扱い」 つまり、新保先生は、(1)特定の社会集団(ないし社会的カテゴリー)に所属しているという理由で、(2)異なる取り扱いをしたら、それだけでもう差別だ、というわけです。すばらしい。オッカムの剃刀とはこのことか、と思わせる美しい定義です。 この定義において、「異なる取り扱い」が不利益を生ずるかどうかは問われません。なるほど、他人からはうらやましく見える特別待遇でも、当

  • 映画「キャタピラー」 - おこじょの日記

    今朝のニュースでベルリンの映画祭で主演した寺島しのぶさんが受賞したって、でてた。キャタピラー=芋虫?と思って調べたら、江戸川乱歩原作「芋虫」の映画化だったんだね。昔、学校の図書館になぜか全集があって、これを読んだことがあったのを懐かしく思いだした。 Once-banned Japanese story told powerfully onscreen - Reuters Significantly politicizing and humanizing Edogawa Rampo's 1929 horror-fantasy short story of entomological sexual instinct (banned from reprinting in 1939), his focus is on war's impact on the civilian psyche and

    映画「キャタピラー」 - おこじょの日記
  • 金崎満氏(七生養護学校元校長)裁判、最高裁も勝訴 - ONO-Masa Home Page (はてな出張所)

    「勝訴」ってことですが、まぁ、勝つべくして勝ったわけです。地裁、高裁の判決を読んだり、金崎氏の著作を読むと、いかに都教委が強引なことをしてきたかがわかります。 強引だったことを最高裁が認定した様子は、記事からもわかります。時事通信の記事には「最高裁第3小法廷(堀籠幸男裁判長)は23日付で、都側の上告を退ける決定をした。処分を取り消した一、二審判決が確定した」とあります。つまり最高裁は、審理に及ばないと判断し、下級審の判決を支持したわけです。 都教委の人事における裁量権のはなはだしい逸脱・濫用事案として、判決は、広く共有されるべきでしょう。いまのところあがっているニュースのリンクは、以下のとおり。元校長の処分取り消し確定=養護学校訴訟−最高裁時事通信 2010.02.24 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010022401086 東京都立七生養護学校

    dj19
    dj19 2010/02/25
    「都教委の人事における裁量権のはなはだしい逸脱・濫用事案として、判決は、広く共有されるべきでしょう。」