米国の空港検査で行われている「裸スキャナー」に抗議し、服を脱いで胸に書いた合衆国憲法を見せることで90分間拘束された男性が、損害賠償として250,000ドルを要求。控訴裁で勝訴した。 合衆国憲法修正第4条を自分の体に書いたうえ、空港の手荷物検査エリアで下着姿になったヴァージニア州の男性が、治安紊乱行為で拘束された損害賠償として250,000ドルの支払いを求めていた裁判で、1月25日(米国時間)、この男性が勝訴した。この訴訟(PDF)でアーロン・トビーは、2010年12月30日にリッチモンド国際空港において、空港警備のやり方への抗議を胸部にマジックで書いたものを見せようと服を脱ぎ始めたところ、空港の運輸保安局(TSA)に手錠をかけられて約90分間拘束され、憲法で保護された権利を制限されたと主張している。 トビー氏は、全米の空港に出現したいわゆる「裸スキャナー」、つまり最先端の画像技術によって