『朝日新聞』の「慰安婦」報道検証記事以来、紙媒体でもネットでもぐっと増えた歴史修正主義的言説を眺めていると、いまだに「善き関与」論(日本軍は確かに慰安所の運営に関わっていたが、それは悪質な業者を取り締まるための関与であった、という夢見がちなおこちゃまが思いついたに違いない珍論)がいまだに生き残っているようです。これが完璧に論駁されていることについては、下記をご覧下さい。 http://nagaikazu.la.coocan.jp/works/guniansyo.html ただし、これは「慰安婦の強制連行は確かにあったが、強制連行の有無はもっとも本質的な論点ではない」(あるいは「強制連行の有無はもっとも本質的な論点ではないが、しかし強制連行は存在した」)という議論が理解できない歴史修正主義者には、ちと複雑過ぎるはなしかもしれません。時間ができたら、噛み砕いた説明をしてみたいと思っております。