タグ

2005年9月2日のブックマーク (5件)

  • Passion For The Future: 脳の中の小さな神々

    脳の中の小さな神々 スポンサード リンク ・脳の中の小さな神々 ■みのもんたの脳科学 脳科学の成果をベースに設計したという”脳を鍛える”が大変売れている。 たとえば、このシリーズは2冊で100万部を突破しているらしい。 ・脳を鍛える大人の計算ドリル―単純計算60日 ・脳を鍛える大人の音読ドリル―名作音読・漢字書き取り60日 (個人的には音読が楽しかった) 特に中高年のボケ防止に人気があるようだ。たまたま実家にあったので、私も試してみた。単純な計算と音読の繰り返し。確かに何もしないよりは、効果があるのだろうけれど、これで当に脳を鍛えられるのか、釈然としない気持ちが残る。 これらのの”脳を鍛える”根拠は、脳の状態を測定すると、単純計算や音読を行っているときに、特定の部位で強い活性化が見られるから、というものだ。だが、脳は複雑に全体がまとまって機能するものである。著者は、脳を部分的に鍛えて

  • Passion For The Future: マインド・ワイド・オープン―自らの脳を覗く

    マインド・ワイド・オープン―自らの脳を覗く スポンサード リンク ・マインド・ワイド・オープン―自らの脳を覗く 名著「創発―蟻・脳・都市・ソフトウェアの自己組織化ネットワーク」の著者の最新刊。これまた面白い一冊。 ・Passion For The Future: 創発―蟻・脳・都市・ソフトウェアの自己組織化ネットワーク http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001285.html 脳科学の最前線のテクノロジーを自ら体験しながら、脳はどこまで科学的に仕組みが解明されていて、技術的にどう制御できるようになるかの可能性を探る。 ■脳に埋め込まれた読心能力 著者は、Reading the mind in the eyesというテストを受ける。見知らぬ人物が様々な感情を表した時の写真の、目の部分だけを見て、その人物がどのような感情を持っているかを推測

  • Passion For The Future: 脳のなかのワンダーランド

    « 今年のベストバイはiPod、そしてPodCastingの魅力 | Main | 無敵会議最終回 超忘年会議 報告第1弾 » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多かった記事とは? 2004年度 人気書評ベスト10 アクセ

  • Passion For The Future: 脳のなかの幽霊

    脳のなかの幽霊 スポンサード リンク ・脳のなかの幽霊 ■脳の中の幽霊 切断された手足がまだあるかのように感じる「幻肢」現象は中世から知られていたが、長い間、患者の気のせい、思い込みに過ぎないとして軽く扱われてきた。ラマチャンドランはこの現象は脳内にある身体地図と関係があるのではないかと考えた。 幻肢の患者は顔の一部を触ると幻の手足に触られたと感じるケースがある。顔のどこを触ると手足のどこを触られたと感じるかを調べると一定していることがわかる。脳内の地図では手足と顔は近い部分に位置している。切断された手足に対応する地図上の手足が、近接する顔の部分と統合するように、間違った配線が行われてしまったのではないかと著者は考えた。 そして、脳にそうした後天的学習が可能なのであれば、脳を騙すことで、逆に幻の手足を消す学習も可能なのではないかと考え、鏡で幻の手足を見せる実験で、見事に幻肢を消すことに成功

  • Passion For The Future: 脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ

    脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ スポンサード リンク ・脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ 脳科学を語らせたら当代随一の研究者ラマチャンドランが、名著「脳のなかの幽霊」の続編を出版した。前作のファンならば必読。一般向けの講演の記録がベースになっているので、さらに、わかりやすい。 ■脳にとって芸術とは何か 脳にとっての芸術を語る章を読んでいて思わず唸った。芸術は現実の写しではない。芸術とは脳が喜ぶ効果を生み出すために意図的に誇張したり、ゆがませる行為であると著者は言う。そして、ゆがませかたについての普遍法則を10ほど書き出した。 ラマチャンドラン教授が提唱する芸術の普遍的活動 1 ピークシフト 特徴を誇張する 2 グループ化 3 コントラスト 4 孤立 5 知覚の問題解決 いないいないばあ 6 対称性 7 偶然の一致を嫌う/包括的観点 8 反復、リズム、秩序性 9