日本でも、子供に見つかるとまずい“秘密の宝物”が家のどこかに隠されていることは珍しくないかもしれない。子供がそれを偶然見つけ出すと、いろいろと面倒なことにもなるだろう。両親二人の秘密ならまだ誤魔化しが利くが、どちらか一方の親の秘密だとかなり厄介だったり。 フィリピン・ミンダナオ島南部のマグサイサイという町で、ある一家の父親が隠していた“秘密の宝物”は、もっと別の意味で、とんでもない代物だった。ピンを抜いたら必ず遠くに投げないといけない、例のアレである。 今週月曜のこと、10歳の兄と5歳の妹がその“秘密の宝物”の隠し場所を偶然、見つけてしまった。兄妹は、その“宝物”を手に取って遊び始めた。 痛ましい事故である。幼い二人の命が失われた。 農夫をしている父親が5年前、畑を耕しているときに偶然見つけ、家に持ち帰って隠しておいた手りゅう弾だった。幼い子供がいる我が家に持ち帰るには、あまりにも危険すぎ
2月3日にアップした「クマのプーさんを刺青してあげたよ」の記事を読んだという人から、奇妙な漢字タトゥーの画像が何枚か送られてきた。ぜひ「なんでも評点」でネタにしてもらいたいということなので、寸評付きで紹介してみたい。いずれも米国人が肌に彫っているものらしいというのだが・・・。 “うなじ”は普通ひらがな表記だが、漢字を当てると“項”である。しかし、このタトゥーは“項”ではなく、頑固の“頑”である。そもそも、うなじにわざわざ“うなじ”というタトゥーを入れるのも馬鹿げている。何を今さら度満点である。
欧米の人は、タトゥーを入れることにあまり抵抗がないようだ。昨年のオリンピック映像でも、タトゥーを入れている選手をよく見かけた。 米国オークランド州にアンディ・サカイという名前の彫り師がいた。その名前から推察できるように日系人かと思われる。米国では、若い世代を中心に、漢字を使った彫り物を入れたがる人が多いようだ。アンディ・サカイは、顧客からのそんなリクエストを受けて客の肌に漢字を刻むのだった。 あなたがアンディの立場だったら、ちょっとイタズラしてしまいたい衝動が心のどこかでうずきはしないか。客は漢字を理解しないのである。違った意味の漢字を彫ってやれという悪魔の囁きが聞こえてこないだろうか。 その客の注文に従うなら「最強」のような文字が彫られたはずなのだが、実際には「小さいペニス」を意味する漢字が彫られていたのだという。おそらく「短小」と彫られたのではないかと思う。本当の意味を知ったとき、その
当ブログでは、意味不明な漢字のタトゥーを2つの記事(#1&#2)で取り上げたことがある。なんのメッセージも伝わっていないどころか、逆の意味の漢字だったりする。だが、オーストラリアで救急医療に携わっている超ベテランが胸に彫ったタトゥーには断固とした拒否のメッセージが記されている。 “蘇生お断り(DO NOT RESUSCITATE)”と彫られているのだ。 ニューキャッスル地域の救急委託医をしているアルバート・カッターさんは、先日、80歳の誕生日を迎えた。自分自身へのバースデイ・プレゼント代わりにそのタトゥーを彫ったのだという。 カッター医師はこう語っている。「今まで、数え切れないくらい多くの患者に人工蘇生を施してきました。しかし、蘇生に成功しても、その後、なんの後遺症もなく回復できた患者の割合は6パーセント以下ですよ」。 そもそも心停止(心不全)に至るのには、患者自身の体に何らかの問題(疾病
ロイター発のショッキングなニュースなので、じきに日本語化されるだろうと思っていたのだが、ネット上を調べてみてもその気配がない。というわけで、取り上げることにしよう。中国発のニュースだが、元記事が英語なので人名はカタカナで表記しておく。 話は、1987年にさかのぼる。湖南省のホテルで働いていたシー・シャオロングというウエイトレス(当時18歳)が行方不明になった。時を同じくして、湖南省南部の川で女性のバラバラ死体が見つかった。死体の切断面などからして、刃物を使い慣れたプロの仕業だと思われた。 警察は、まもなくテング・シンシャンという精肉職人の男性を逮捕した。その根拠となったのは、シーさんが働いていたホテルに彼がプロの女性目当てで頻繁に出入りしていたという噂だった。 ところが、テング被告に殺されたはずのシーさんは実は生きていた。夫婦で共謀して薬物を密売していたとして、夫と共に懲役刑に服しているこ
フランス北部の町で2月20日の夜、マスチフ犬のパコが飼主と散歩中に、あまりにも突然の死を遂げた。日本では最近うるさく言われるようになったが、散歩中に犬が電柱におしっこをするのは、犬の習性だから仕方ない面もある。 パコも街灯柱におしっこをかけただけなのだ。なのに、パコは悲痛な声を発したかと思うと、次の瞬間にはもう息絶えていた。 地元当局が調査してみると、その街灯は意図的に破壊された形跡があり、通電している電線が金属のポールと接触していたという。 犬でなく、人間が立小便をしたとしても同じように感電死する危険性があったわけだ。犬の散歩中だけではなく、人間様がへべれけになって歩いている途中で尿意を催したときにも感電に注意しなければならない。そういう教訓を与えてくれる話である。 いや、酩酊状態で尿意を催したとき、それが電車内のことであった場合は、前に座っている女性の紙袋を便器と間違わないようにも注意
犯罪者に恋愛感情を抱き、のめりこんでしまう女性たち。最初は相手が犯罪者だとは知らずに恋に落ちてしまうこともあるが、ここで取り上げているのは最初から犯罪者だとわかっていて恋に落ちるケースである。昨年、死刑が執行された宅間守も実は獄中結婚していた。 アメリカでは、男性刑務所に勤務する女性が多いためだろうか、刑務所の女性職員が服役者に恋愛感情を抱くケースが少なくない。たとえば、刑務所勤務の女性精神分析医が夫を捨てて犯罪者と恋に落ち、彼の逃亡を手助けした事件があった。 さらに8月9日、テネシー州で、刑務所の守衛が服役者の獄中結婚妻によって射殺されるというショッキングな事件が起きた。その女性ジェニファー・ハイアットは、もともと刑務所でナースとして働いているときに、服役者のジョージ・ハイアットに恋心を募らせ、獄中結婚に踏み切った。だが、それにとどまらず、彼を脱獄させようとして守衛を殺害してしまった。
スウェーデンのマルモー図書館では、“生体図書館”(Living Library)企画と銘打って、この週末、試験的に人間の貸し出しに踏み切る。今回、貸し出されるのは9人の人間。その中には、以下の5種類の人間が含まれている。 同性愛者 イスラム教の導師(イマーム) ジャーナリスト イスラム教徒の女性 ジプシー 一般人なら誰でも、上記の人間を借り出すことができる。ただし館外貸出は不可となっており、45分間限定で、借り出した人間と図書館のアウトドア・カフェで談話することができる。 ブロヘッドさんは言う。「誰かが何かに偏見を持っているのを見たとき、それは単に無知なだけだと思うことがあるでしょう」。 さらに彼女はこう続ける。「ジャーナリストだからと言って、知ったかぶり屋だったり扇情主義者だったりするとは限りません。単に、怖いもの知らずだったり、好奇心旺盛だったりするだけかもしれません。動物愛護運動家だ
先日、「馬鹿げた警告ラベルコンテスト」の記事で取り上げた Michigan Lawsuit Abuse Watch のWeb サイトでは、このコンテストを1997年から行っている。過去の受賞ラベルのリストもサイトに掲載されている。ここでは、これらのラベルの一部を選んで紹介する。前回同様、「なんでも評点」オリジナルの【クレーム例】も付記する。また、補足説明があったほうがよいと思われるものには【ツッコミ】をつけておく。 なお、前回の記事でははっきり指摘しなかったのだが、警告ラベルは、製品のわかりやすい場所に目立つように貼られているラベルである。最もリスクの大きいことだけに絞って貼られるラベルである。ほかにもいろんなリスクがあるはずなのに、どうしてこういうリスクを最優先するのか・・・という視点からも見ていただきたい。 ベビーカー Remove child before folding 折りたたむ
訴訟大国アメリカでは、製造物責任(PL: Product Liability)関連の訴訟が多く、消費者向け製品のメーカーはその対策に苦心惨憺している。このような訴訟乱用に歯止めをかけようと取り組んでいる組織Michigan Lawsuit Abuse WatchのWeb サイトでは、製品の警告ラベルの馬鹿馬鹿しさ指摘コンテストを行った。 M-LAW's Wacky Warning Labels 馬鹿げた警告ラベルを指摘した人に賞金を与えるというもので、1位の賞金は500ドル。2位は250ドル、3位は100ドル。第1位から第5位までを見ていこう。 第1位:トイレ用ブラシ DO NOT USE FOR PERSONAL HYGIENE 「個人衛生用には使用しないでください」 【クレーム例】 トイレ用ブラシで体を洗っていたら、ブラシが硬すぎて体中傷だらけになってしまった。どうしてくれるんだ。 第
インドのラーンチーから240キロ離れたダンバッドという村で、先日、結婚式が行われた。花嫁はまだ8歳だが、そのことをここで話題にしようとしているのではない。西洋文明の圏外に抜け出せば、10歳未満の女の子が嫁入りすること自体が珍しくない地域も世界にはまだまだ残っている。 その結婚式では、ご馳走も出されたし、花嫁の持参金や花嫁道具も披露された。ただ1つの点を除いては、地元で行われているほかの結婚式とほとんど変わりはなかった。 村人たちには、この結婚に疑問を挟む余地なんかなかったようだ。その結婚は、村を危機から救ってくれたのだと村人たちは信じている。 8歳の花嫁の父親は、地元の新聞の取材に対し、娘の上顎の歯が犬の牙のように伸びてきたから、犬と結婚する必要があったのだと答えている。人間の子供に犬の牙が生えてくるのは、悪い兆しなのだと言う。「犬と結婚させいないと、私たちの家族に厄災が降りかかるところで
破廉恥行為で世間を騒がせているフジテレビ社員にしてモーグル五輪金メダリストの里谷多英がニンフォマニア(女子色情症)なのかどうかは知らないが、インドではニンフォマニアと決め付けられた17歳の少女がヒドイ目に遭わされたそうである。 さらに、シャストリジ僧侶は、数日前に5歳の少年の死体が池で発見されたが、それもウシャの仕業だと言明した。彼は、水晶玉ならぬカラシ油のポットにウシャの犯行シーンが再現されるのを見たことを根拠に、ウシャが有罪であることを皆に確信させた。まるで魔女狩りである。 地元民の多くは、ウシャを火刑に処すことに賛同した。しかし、さすがに冷静な人たちもいるのだろう。群集の一部から異議があり、妥協策として、ウシャを全裸でさらし者にし、最大の辱めを与えてやろうということになった。 ウシャは着衣をすべて剥ぎ取られ、全身にタールを塗られた。さらに頭髪はすべて剃り落とされた。その姿でロバに乗せ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く