初めまして諸君、ご機嫌いかがだろうか。エンジニアの珈琲ガジェット論、主筆のクロガネ技師だ。 今回は、君たちが抱える根本的な悩みに、私のエンジニアとしての知見をもって切り込んで行きたいと思う。 今回の悩みは「なぜ初心者のハンドドリップは毎回味が違うのか?」だ。 その「安定しない」味、技術不足ではない。ただの「管理不足」だ。 「YouTubeで見た通りに淹れているはずなのに、どうも味が安定しない」 「美味しい時もあるが、次の日はなんだか薄い、あるいは妙に苦い」 「そもそも、どうすれば美味しくなるのか、改善のしようがない」 君たちは、そんな風に悩んでいないだろうか。 君たちの悩みは、決して技術不足などではない。断言する。それは、「変数の管理不足」に他ならない。 エンジニアリングの世界では、何か問題が発生した際、まず「何が変動しているのか」を突き止めることから始める。コーヒー抽出もまったく同じだ。

