","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
明日10日、外国人観光客の受け入れが再開される。2年2カ月ぶりの「コロナ開国」で日本はどうなるのか。日本在住ドイツ人、マライ・メントラインが考える。 おもてなし大国ニッポンの素晴らしさを思い出せ? 2022年6月10日から、日本は外国人観光客の受け入れを再開します。コロナが滅んだわけでもないけど開国するんです。「だって仕方ないでしょ。世界もそうやってるし、ウチもやらないと観光立国的にヤバいし」という流れには、誰も完全否定はできない「一理」があります。しかし、理屈で割り切れない「開国すると何かあるんじゃないのか。パンドラの匣を開けちまっただよ!的な」という不安にも一理あるわけで。少なくとも我が国日本では。 ゆえに、コロナ開国を議論する各種報道やトーク番組では、 ・コロナは不安だけど開国すべきよね。 ・開国すべきだけどコロナは不安よね。 という堂々巡りな話の挙句、なるべく防疫対策でベストを尽く
【開催案内】研究会「異世界に魅せられる――江戸時代後期における海外の古物との邂逅」(2022年6月14日)2022/05/19 2022年度-2024年度科学研究費助成事業(基盤研究(C)) 「近世後期の好古・考証研究の源流と展開に関する学際的国際共同研究」研究会 「異世界に魅せられる――江戸時代後期における海外の古物との邂逅」 ■開催日時 2022年6月14日(火)18:00~19:30 ■会場 オンライン (Zoom使用)にて開催 ■報告者 マルガリータ・ウィンケル(ライデン大学) ■司会 小林ふみ子(法政大学文学部教授・国際日本学研究所兼担所員) ■論題 「異世界に魅せられる――江戸時代後期における海外の古物との邂逅」 ■要旨 異世界への関心は、この時代の日本の知識人と日本を訪れた外国人たちに共通する特徴となっている。蘭学者とは、一般にオランダの書籍によってもたらされた異世界の歴史、
雑誌「クウネル」の連載『考える料理』からの抜粋とnote記事からのリライトで構成したエッセイです。リライトと言いつつも文章はほぼ書き下ろし。写真はた伊藤徹也さん(小さな写真は樋口が撮っています)編集はマガジンハウスの大島さんです。 どんな本か、というのはマガジンハウス編集部のnoteでも紹介してくれています。新書なので、買いやすく、読みやすい。皆様、ぜひよろしくお願いいたします。小説であれ、料理本であれ、エッセイであれ、本を作る時は理想というか、願いを込めます。それがタイトルになった「もっとおいしく作れたら」です。食材はもともとおいしいのですから、おいしいものを作るのは最低限必要なこと。僕らは外から命を取り入れることで生きているのですから、食材の生命を敬うためにもおいしい料理をつくりたい。そんな風に思います。 本の中からレシピと文章を一品だけご紹介。 カブの丸焼きのレシピ自体はこちらのno
Thank you for visiting nature.com. You are using a browser version with limited support for CSS. To obtain the best experience, we recommend you use a more up to date browser (or turn off compatibility mode in Internet Explorer). In the meantime, to ensure continued support, we are displaying the site without styles and JavaScript.
フランスのコロナウィルス感染は、依然として続いており、多少の上がり下がりはあるものの、5月初旬までは、安定した?数字で1日の新規感染者も4〜5万人程度でおさまっていて、集中治療室の患者数も減少しつづけていたので、国民の関心もどちらかと言えば、ウクライナでの戦争や大統領選挙、国民議会選挙や上昇し続けるインフレなどの問題に傾き、コロナウィルスに関する報道もほとんど影を潜めていました。 ところが、5月半ばにとうとう最後の規制でもあった公共交通機関でのマスク着用義務化が撤廃されて以来、その約2週間後からコロナウィルス感染は少しずつ増加傾向に転じ始め、6月に入ってからは、ちょっとその危うい感じも本格的になってきました。パンデミックが始まって以来、数々の対策がとられたり、人の集まる行事(ノエルやバカンスなど)がやってくる度に、良きにつけ悪しきにつけ、なんらかのアクションがあった後、2週間後には、その結
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
外国人研究員として日文研に赴任させていただいたのは2021年の夏の終わりでした。それからまだそんなに日が経っていない気もいたしますが、先日、本稿執筆のご依頼を受け、日文研での研究生活が早くも終盤に差しかかっていて、季節もまた夏を迎えようとしていることに気づかされました。 1996年、国際交流基金のフェローシップで来日したとき、受け入れの大学は横浜にありましたが、知人の紹介で鈴木貞美先生代表の『太陽』雑誌に関する共同研究会に数回参加させていただいたことがあり、その時から日文研のすばらしい研究環境と周囲の自然環境に魅了され、機会があれば是非一度そこでゆっくり研究したいとの夢を持っていました。それ以来、都合でずっと申請する機会がなく、実現するのに四半世紀の歳月を要しました。 この一年間、研究の方は一応「漢学者山本梅崖と来日中国人の知的交流」をテーマに、近代の日中文化関係に関する著書の原稿執筆をし
著名な製作者の楽器など、約1200点の楽器が展示されている大阪音楽大学の楽器資料館=大阪府豊中市で2022年6月2日、川平愛撮影 大阪音楽大(大阪府豊中市)が貴重な収蔵楽器を手放すらしい――。大学教員が5月中旬、短文投稿サイト・ツイッターでこうした趣旨の発信をしたところ、本人の予想を上回る反響があった。その多くが、希少な収蔵品の散逸を危惧する内容。国内最大規模の「楽器の博物館」として学外にも開放されてきた音大楽器資料館は、教室確保のため縮小が検討されているという。取材すると、私立単科大ゆえの苦悩が見えてきた。 発信者は、音大非常勤講師も務める増田聡・大阪公立大学教授(音楽学)。音大関係者から「楽器資料館が廃止されるかもしれない」と聞いたのがきっかけだったという。「学内で広く議論されないまま資料館の廃止や縮小が検討されているなら問題だと思った」と増田教授。
意識を失った女性へのAED(自動体外式除細動器)使用に関する「デマ」が、ツイッターなどで拡散される騒動があった。 問題のデマの内容は、架空の会社が行ったアンケートで、多くの女性社員がAEDを男性に使われた場合「セクハラで訴える」と答えた、などというもの。その後、投稿者はウソを認め謝罪したが、インターネット上では「女性の救助をためらう男性が増えたのでは...」といった心配の声も広がっている。 服をはだけさせ、両胸の素肌に直接パッドを当てる 騒動の発端は、あるツイッターユーザーが2017年12月20日に投稿したツイートだ。使用時に対象者の服をはだけさせ、両胸の素肌に直接パッドを当てる必要があるAEDの使用について、 「社内アンケートの結果『男性にされたらセクハラで訴える』という女性社員が多かったため、女性社員が倒れていたときの救助活動一切を女性にさせ、男性しかいないときは女性を呼び出すか、契約
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
1400万人が暮らす首都・東京。なかでも渋谷は、ピーク時には約3千人が渡るといわれる渋谷駅前のスクランブル交差点や、最新の流行を発信してきた「SHIBUYA109」などがあり、「若者の街」として認知されている。区外から訪れる若者も多いが、区民も比較的若い。区が2020年に改訂した資料では、25~54歳の区民が区人口に占める割合が全国平均より高く、逆に、55歳以上は平均以下の割合となっている。 記者は27歳だが、ずっと「若者の投票率が低い」と言われ続けてきた。確かに過去3回の国政選挙では、30代以下の投票率はいずれも50%を下回っている。 なぜ若者は投票へ行かないのだろう。そんなことを考えていたとき、ふと投票所の雰囲気を思いだした。案内板や筆記用具だけが無機質に整えられ、投票立会人が一挙一動を見守る。あの厳かな雰囲気は、あまり浮ついた格好で行くと不謹慎だと怒られてしまいそうな気にさえなる。あ
2022年度の1年間、京大の附属図書館で窓口業務の一部が外部の業者に委託されることがわかった。1月25日に大学が競争入札に付した。委託予定の時間帯に働いている学生アルバイトの契約は今年度限りとし、更新しない。また、委託に伴い試験期間の閉館を30分早める予定だという。 委託されるのは、学生アルバイトのみで運営する平日17時から閉館までの時間帯と休日の業務の一部だ。ただし、学生が行っている業務のうち、本を請求番号に従って並べなおす配架作業や、返却された図書を戻す作業を業者が担うことはない。また、経費削減のため試験期間の平日の閉館時間が22時から21時30分に繰り上げられるという。 委託を決定した理由について附属図書館は、サービスの総合的な向上や、「社会情勢や災害時、利用者対応など図書館サービスを行う上での安全性の確保」を目指すためだとした。国立大学法人は6年ごとの中期計画・中期目標に基づいて大
先日、東京のある作家のところに遊びに行きました。 「どうですか、山梨は」 こう聞かれた私は、 「ものを書いて稼ぐことだけが人生ではないと思うようになった。だから逆に、書くことがすごくおもしろくなってきたし、もっと他にやりたいことがあることも分かった。つまり、忙しい」 というような話をしました。こういうことは、会社勤めの友達に話すより、作家に話してこそです。 彼の答えは、 「やった、ライバルがひとり減った」 この人のこういうところが好きです。 私が彼に上記の話をしたのは、職業作家(ここでは商業的に本を出版をしている人を指します)だけが作家なわけではないというボールを、商業的野心に溢れた作家に、ちょっと投げてみたかったからなのでした。 職業作家だけが作家なのではない。移住してから4か月経って、そう感じるようになりました。きっかけがあります。 先月、勝沼のフランス料理店へ、ワインのメーカーズディ
宝達志水町で当初四月中のオープンを目指した漫画図書館「宝コミックフィールド」が、ようやく開館にこぎ着けた。「さまざまな困難があった。開館や運営には多くの改善が必要との意見があった」。四日の開館式で、宝達典久町長は計画浮上後の曲折を振り返った。(松村裕子) 老朽施設 未改修のまま/NPO運営 収支不透明 そもそも漫画図書館は町が計画していたわけではない。中古本を扱う電陽社から閉店するネットカフェの漫画を譲り受けることが決まり、活用法を検討する中で出てきたアイデア。町民が楽しめる場と町外から町に足を運ぶきっかけづくりの二本柱の目的も後付けだった。 計画は今年に入り急きょ具体化。書棚も寄贈され、荷造りや陳列は同社員が協力、町負担は運送費二百四十万円だけという恵まれた条件だった。急すぎて、運送費の予算を審議した一月の町議会臨時会では「余暇やにぎわいの場として珍しい試み」「行き当たりばったりでコロナ
吉川弘文館では、さまざまな史料集を出版してきました。なかでも、黒板勝美によって編纂された「新訂増補 国史大系」は、35年の歳月をかけた大事業であるとともに、日本史研究の根本史料として高い評価を得てきた、日本国内随一の史料集です。その「新訂増補 国史大系」がいよいよJKBooksシリーズとして刊行されました。刊行を記念して、「新訂増補 国史大系」の魅力を連載形式でご紹介します。 以下の図は「新訂増補 国史大系」全58書目について、縦軸に時代区分や年代、横軸にはJKBooksのために分類したジャンル「歴史」「歴史物語」「説話」「伝記」「法制」「補任」「系図」の区分に従って一覧化したものです。今回はこちらの図をもとに「国史大系」についてご説明します。 図:【第3次】新訂増補 国史大系(黒板勝美編/国史大系編修会編、1929-1964、吉川弘文館)の書目分類 「大系」という造語 特定の分野の書物・
HOME探す・調べる九大コレクション図書・雑誌・電子ブック・電子ジャーナルリポジトリ(QIR)学位論文貴重資料デジタルアーカイブ中村哲著述アーカイブ蔵書印画像炭鉱画像水素材料DB麻生家文書世界の文献データベース所蔵コレクション九大出版物電子展示Cute.Guides図書館を使う利用ガイド学生・教職員の方一般の方各図書館中央図書館理系図書館医学図書館芸術工学図書館筑紫図書館記録資料館別府病院図書室学習・教育学習(学生向け)新入生向け情報レポート・プレゼンが上手くなりたい語学力を高めたい/留学したい図書館の使い方が知りたい本をたくさん読みたい自宅で使える電子コンテンツ講習会・イベントCute.Guides図書館TA(Cuter)教育情報サービスオンラインでのご相談教育(教員向け)新任教員向け情報図書館を活用したアクティブラーニング講習会Cute.Guides基幹教育支援学習・教育用図書の整備授
小林昌樹(図書館情報学研究者) ■本は今、わりあいと見つかる むかしは読みたい本を見つけるのも一苦労だったが、現在では国会図書館(NDL)の全国書誌データがネット検索できるようになって、ひととおり探すことが誰にでもできるようになっている。また、そこで分類や件名を使えば、見たことも聞いたこともない本を見つけることもできるはず(第3回 見たことも、聞いたこともない本を見つけるワザ)。 しかし、NDLに明治以来の和図書が1000万冊あったところで、自分の知りたいことがちょうど良く1冊の本になっているとは限らない。その場合、どうするか? 雑誌の記事を探すということになる。 ■記事はまだまだ難しい 戦前の日本には記事索引がほぼなかった。だから戦後、アメリカ図書館使節が衆・参議院に「調べ物のための図書館には、これこれの事業をさせなさい」と教えたなかに、汎用の雑誌記事索引があったのだ。そこで、創設翌年(
取材でタンポポの自生状況を調べていた時のことです。取材相手の勧めで見た大阪市立自然史博物館のユーチューブで、ある動画のタイトルが目に留まりました。「アングラ収蔵庫トーク」――。 コロナ禍で休館中だった2020年5月に始まった企画で、各専門分野の学芸員が収蔵庫を舞台に、普段は見ることができない「とっておき」の標本や資料を解説します。こうした裏側を紹介する取り組みは、コロナ禍をきっかけに各地の動物園や美術館で広がりましたが、「アングラ――」の特徴は主役の学芸員の後ろで同僚の「ひな壇学芸員」が入れる「ガヤ」のにぎやかさにあります。 例えば、第13弾となる最新作。和田岳学芸員が鳥の巣の収集 譚(たん) を専門的に解説する中に軽妙なやりとりが交じります。「10年もたつのにどうして形を保っているの」「愛の力だと僕は信じているんです」「和田さんも愛を持って保管しないといけないですね」……。楽しげに、夢中
週末は、日本近代文学会の大会であった。2年ぶり以上の対面開催である。参加しての雑感を残す。 昔、ある先輩研究者が、 「私は学会に、ああなんて自分は不勉強なんだ、というのを思い知るために来るんだ」と言っていた。所属大学で教えているだけの生活をしていると、それがわからなくなる、と。学生たちよりも自分は知識でまさっていて、同僚とも専門性が違う。そうなるとお山の大将に知らず知らずになっている。学会に来るとそれを痛感する、ということだった。 久々に出た近代文学会で、自分はその先生の言葉を思い出しつつ、「あー、自分、ほんとに知らないことばかりだ」ということを痛感した。いい時間だった。 質問に立った人たちも「勉強になりました」的なことを言っていたが、あながちご挨拶だけではないと私は思った。それだけ、気合いの入った報告が多く(報告者の多くは若い人だ)、濃い発表だった。経験を積んだ研究者でも、ああ知らなかっ
同社は創刊57年の釣り専門紙『週刊つりニュース』の発行や、Webマガジン「TSURINEWS」を運営。本社ビル1階には釣り文化の継承を目的に和竿や魚籠(びく)といった釣り道具を保管&展示する「釣り文化資料館」を併設し、これまで無料で一般公開してきた。 釣り文化の継承のためには、水産資源や自然環境の維持を前提とした「持続可能性のある釣り」、および魚そのものに関する文化の継承が必要になるとの考えから、書店のオープンを決定。「釣り文化資料館」の入口にある空きスペースを活用し、魚をテーマにした書店を開業するプロジェクトを開始した。6月12日まで、クラウドファンディングを実施している。 「魚の本屋」を始める理由として、同社は「地域の魚食文化・伝統文化の衰退、水産資源の減少、生物多様性の喪失など魚をはじめとした水生生物が置かれている状況は現在、重要な局面を迎えている。併せて、魚がすむ自然環境においても
朝来の古民家に移転再開した本屋「本は人生のおやつです!!」の店主、坂上友紀さん=朝来市山東町矢名瀬町で2022年4月25日午後0時18分、幸長由子撮影 旧街道の面影を残す朝来市山東町矢名瀬町にある明治時代の古民家に本屋「本は人生のおやつです‼」が4月末、大阪から移転して開店した。日本文学、海外文学、美術書など多様なジャンルの古本や新刊本、雑貨が並ぶ。年間300冊ほど読むという店主、坂上友紀さん(43)の話に引き込まれ、本を開きたくなる。 「本は人生のおやつです‼」は大阪市北区堂島のオフィス街のレトロビル2階に10年ほど店を構え、独自の選書で雑誌や新聞に何度も取り上げられてきた本好きには知られた存在。大阪は好立地に思えるが、坂上さんは「店を始めて5年ほどたった頃から、移転先を探していた」という。 93歳で亡くなるまで店に立ち続けた大阪の老舗古書店「青空書房」の店主、坂本健一さんに憧れ、夢は「
幸徳秋水や堺利彦ら初期社会主義者を財政的に援助した京丹波町出身の名望家、岩崎革也(1869~1943)の社会主義者との書簡などの調査を進めてきた、南丹市立文化博物館と退職教員でつくる「京都丹波岩崎革也研究会」はこのほど、取り組みの意義などについて振り返る冊子「岩崎革也宛書簡(解説編)」を発行しました。 冊子は第5弾で、昨年発行の第4弾までに旧岩崎邸に残されていた書簡約390通の活字化を終えています。 同館の犬持雅哉学芸員は冊子で、書簡の整理と調査について報告。取り組みを振り返り、「地元の方と連携して研究し、成果を冊子として公表し、住民に知ってもらうという地域の博物館のあり方を示す取り組みだった」と語ります。 同会の原田久さんは、「文化財史資料保存継承」をテーマに記述。「全国で空き家となった旧家の取り壊しで歴史的資料が失われる事態が広がっているであろうもと、住民有志や地域の博物館などの連携で
明治初期の京都の近代化で大きな役割を果たした医師、明石博高(あかしひろあきら、1839~1910)が、コロナ禍のいま、再評価されている。京都府の官僚になり、西洋の科学技術の導入や医療制度の整備を進めたが、その後忘れ去られていた。歴史資料からその功績を拾い上げた展覧会が、府立京都学・歴彩館(京都市左京区)で開かれている。 企画したのは、京都大学名誉教授(洋学史)で神田外語大学客員教授の松田清さん(74)、国際日本文化研究センター(日文研)特任助教(医療文化史)の光平有希さん(39)ら。松田さんは「形のある近代遺産が残っていないので、明石の名前を知っている人はほとんどいない。業績を歴史に埋もれさせず、多くの人に知ってほしい」と話す。 展覧会では、日文研が所蔵する「宗田文庫」、歴彩館の「明石博高文書」、神田外語大学の「若林コレクション」などから100点余りの歴史資料を展示し、明石の足跡をたどる。
【目次】 小林えみ ハトシェプスト 小山内園子 お仕置き名刺 関口竜平 文化=刷り込まれた価値観を認識するために 北村紗衣 うぬぼれ屋さん、この文章もたぶん自分のことだと思ってるんでしょ? 濵田真里 「女性差別カルチャー」の背景にある、男同士の絆 能川元一 「表自戦士」のフェミニズム・バッシング 河野真太郎 岐路に立つこと 小川たまか ミサンドリスト裁判 隠岐さや香 終わらない革命 山田亜紀子 私たちは屈しない――女性運動に対するSNS上の誹謗中傷 松尾亜紀子 「女性差別カルチャー」を知り、脱するために読みたい5冊 宮川真紀 どこから、どうやって人は変わるのか 山口智美 メディア抗議と「フェミだんまり」批判 越智博美 「不愉快な思いをされた方がいたら申し訳ないんですが」——ホモソーシャル共同体入会への符牒 松永典子 性差別のない文化の夢を見る 渚 一介の映画好きにできる
生き残りのカギはデザインにあった!? 紙の地図の今までとこれから 紙の地図はかつて、家庭にひとつはあるものでした。しかし、近年はWEB地図の台頭により、今では「地図を読んだことがない」という人もいます。 かつて、多くの会社が地図の出版にしのぎを削った時代がありました。そのなかで、2022年現在も全国の道路地図・都市地図を作り続けているのは、昭文社ただ1社のみ。空想地図作家の今和泉隆行さんは「昭文社が生き残った理由のひとつは、地図のデザインにあったのではないか」と分析します。 今回はそんな今和泉さんが、昭文社の地図のデザインのこれまでと、これからについてお聞きします。お相手は、昭文社で30年以上地図作りに関わってきた飯塚新真さんと、現・地図編集担当課長の市川智教さんです! 飯塚 新真(いいづか にいま) 1962年生まれ。1986年(株)昭文社入社。地図編集部長、デジタルコンテンツ本部長、基
1人でも、お友達とでも、家族とでも。 自分のペースで進めることができるので謎解きが初めての方でも安心◎ 謎解きキットは売り切れてしまう可能性があるので事前予約をしておくのがオススメ! ※当日窓口での購入も可能 謎解きキットについてはこちら▶︎
謎解きブームが冷めやらない。 「謎解きイベントカンファレンス」によると、‘09年頃から普及し始め、’15年時点で市場規模は400億円、体験者数は延べ500万人を超えるという。近年は国外でもイベントが催されるようになり、その勢いは加速度的に増している。 謎解きブームの旗振り役となっているのが、株式会社SCRAPが企画・運営する「リアル脱出ゲーム」だ。‘07年に初開催して以降、現在までで累計940万人以上を動員。なかでも東京リベンジャーズや名探偵コナンなど、アニメ作品とのコラボが人気を博している。 そんなSCRAPが、驚きの新作を発表した。「東京国立博物館からの脱出」だ。
東京の台所「豊洲市場」(江東区豊洲6丁目)にある図書室「銀鱗(ぎんりん)文庫」が、旧築地市場(中央区)の解体工事を写真で振り返るフォトブック「築地市場解体工事記録」をまとめた。建設中の写真など築地市場83年間の歴史が詰まっている。 1935年に開設された築地市場は2018年10月に閉鎖され、20年7月までに解体された。 銀鱗文庫を運営するのは「築地魚市場 銀鱗会」。前身は1931年、水産仲卸業者の交流と市場問題の研究などを目的に青年会として発足。戦後に銀鱗会として再スタートし、61年から場内の図書室を運営してきた。2010年にNPO法人になり、市場の移転に伴って豊洲へ引っ越した。 昨年6月には、旧築地市場の向かい側にある朝日新聞東京本社の定点カメラから撮影した写真などを展示する展覧会を開催。銀鱗会の事務局長福地享子さんが、フォトブックで残そうと企画した。福地さんが仲卸業者に勤めていた時代か
2016年度(平成28年度)公立図書館における地域資料サービスに関する実態調査報告書 全国公共図書館協議会では、平成28・29年度の2ヵ年計画で、公立図書館における地域資料サービスに関する調査研究に取り組んでいます。 公立図書館においては、「図書館法」第3条の規定にあるように、それぞれの地域に関わる資料を収集し、図書館サービスの柱の一つに位置付けて提供する取組が、早い段階から全国各地で行われてきました。 しかし、近年のデジタル化、ネットワーク化の急速な進展に伴って、この「地域資料」を取り巻く環境が大きく変化しています。 これまでに、「地域資料」に関して行われた全国規模の調査としては『地域資料に関する調査研究』(国立国会図書館 平成18年度調査)がありますが、この調査から10年が経過しました。この間に生じた変化や新たな課題について改めて全国規模の調査を実施し、実態を把握することが求められてい
静岡県立中央図書館(静岡県静岡市)は後世に引き継ぐ地域資料収集の一環として、静岡県内の自治体WebサイトにアップロードされたPDFを自動収集するクローリングシステムを株式会社Geolocation Technology(静岡県三島市)と共同開発しました。 このシステムにより、これまで人手で収集していたPDFを自動で収集することが可能になりました。 公共図書館におけるクローリングシステムの開発は、全国初の取り組みです。 なお、この取り組みは、2021年度から静岡県立中央図書館が行っている「図書館DX実証実験」の一部です。 システム概要 ●クローリング対象 静岡県内の自治体Webサイトのドメイン内に格納されているPDF。 ●収集範囲 ドメイン以下5階層目まで。 ※5階層内のHTMLにPDFへのリンク(<a href=”*.pdf”></a>)があれば,収集範囲の対象階層外であっても収集する。一
静岡県立中央図書館は、2021年度から静岡県立中央図書館がおこなっている「図書館DX実証実験」の一環として、静岡県内の自治体WebサイトにアップロードしたPDFを自動収集するクローリングシステムを株式会社Geolocation Technology(以下、Geolocation Technology社)と共同開発しました。 クローリングシステムにより、これまで人手で収集していたPDFを自動で収集することが可能になります。なお、公共図書館におけるクローリングシステムの開発は、全国初の取り組みとのことです。 45万件ものPDFを自動で収集静岡県立中央図書館らが開発したクローリングシステムは、これまで収集が難しかったとされる、静岡県内の自治体Webサイトのドメイン内に格納されているPDFを自動収集するというものです。 収集したたPDFの数は45万5133件。収集範囲はドメイン以下5階層目までです
西村博之とジム・ワトキンスの2ちゃんねる骨肉の争い/上 Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【1】 清義明 ルポライター 2021年1月5日、福岡市は行政手続きのオンライン化に向け制度設計プロジェクトのメンバーが決定したことを発表した。その中に見覚えのある名前があった。 西村博之氏、元2ちゃんねるの管理人である。福岡市のプレスリリースは、西村氏が役員を務める元2ちゃんねる関係会社である未来検索ブラジル社の取締役との肩書がつけられていた。 私は少し驚いた。数々の2ちゃんねるの訴訟とそれに敗訴した損害賠償金の未払いや、アンダーグラウンドで有名なサイトの管理人が、政令指定都市の行政のプロジェクトメンバーなのである。西村氏は、かつてカドカワグループの会社の取締役なども務めたこともあるだが、あれはあくまでも私企業の話である。ちょっと例えるならば、エドワード・スノーデンやジュリアン・アサンジが政府の
TOKYO2040 Side B 第14回『もうひと工夫で文書管理にさらなるDXを』 ※こちらの原稿は雑誌DIMEで連載中の小説「TOKYO 2040」と連動したコラムになります。是非合わせてご覧ください。 国を挙げての「文書管理デジタル化」時代 2022年4月1日に、令和三年に改正された「公文書等の管理に関する法律」が施行されました。公文書管理についてはここ数年、情報開示制度とともに政治報道で目にすることが増えていると感じます。 公文書の保存や破棄、あるいは黒塗り等がどのような範囲になされているか、興味をもってニュースを追っていた方も多いかと思います。 今回施行された改正に先駆けて「公文書管理に関するガイドライン」についても改正されており、DX視点でとても大きな進歩がありました。 参考:内閣府「2022年2月4日開催 第93回公文書管理委員会 配布資料一覧」 行政文書は原則として電子媒体
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日本近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 退職・転居にともなう様々な手続きと、後片付けがなかなか終わらない。とはいえ、新しい環境はなかなか新鮮で、買い物がてら近所を探訪し、美味しい物を安く売っているお店をみつけたりして喜んでいる。 そうしているうちにも、時間はどんどん過ぎてゆく。たのまれている講演もあと10日ちょっとだし、6月の学会のシンポジウムではディスカサントをつとめることになっている。ピンチヒッターで急遽頼まれたふたつ授業のうち、ひとつは大人数のため、準備もけっこう大変(リアクションペーパーにフィードバック
ぼくがTwitterで『シン・ウルトラマン』を駄作だとけなしたあとアカウントを削除した件についていろいろな憶測が飛び交っているのを見てヒョエーってなりました。そのなかには、もちろん当たっているものもあれば事実ではないこともあります。ちょっと放置できないので、なぜぼくが垢消しをしたか説明します。 「表自戦士」ないしは業界からなんらかの圧力があったのが垢消しの原因ではないかという憶測はまちがいです。たしかに数年前から取引先や非常勤先などに「電凸」や「お気持ちメール」などが来ることがあり、それは不当な嫌がらせだとは思っていますが、そういう理由であれば、ぼくはむしろ喧嘩をするはずです(というか現在進行形でしています)。 また、ぼくが「フェミ」であるというのは完全な嘘です。デジタルイラストのことを90年代の人は「CG」と呼んでいたのですが、ぼくはその「CG」で美少女を描くこと、そしてほぼ同時期に市場
A Guide to Twitter and Social Media Safety for Academics (and Everyone Else) Paula R. Curtis May 20, 2022 At the start of 2021, I created A Guide to Best Twitter Practices for Academics (and Everyone Else), which recommended ways to effectively and respectfully use Twitter. As I have written elsewhere (and is generally apparent to anyone who engages online), not every person using social media is
「本の探偵」の異名をとる児童文学評論家、赤木かん子さん(65)は、自治体からの依頼を受け、全国の学校にある図書館の改革に取り組んでいる。3日間の改革で5人ほどだった1日の利用者が約350人に増えた中学校もあるという。子どもが本を手に取りたくなるコツや読書の効果を聞いた。【聞き手・国本愛/東京社会部】 「数字が苦手で出版社では働けない」 ――子どもの頃から本が好きだった? ◆5歳の時に「本でご飯を食べていこう」と考えるくらい好きだった。初めて本がすごいと思ったのは、アメリカのガネットが書いた児童文学「エルマーのぼうけん」。内容はもちろん、翻訳も素晴らしくて、ものすごくわくわくした。 ただ、成長するにつれて、自分はあくまでも物語を消費する側で、つくる側ではないと感じるようになった。だから高校時代から図書館や出版社でアルバイトし、向いている仕事を探した。でも、数字が苦手で早くから出版社では働けな
明治初期、近代化をめざす日本に、海外から新しい知識や技術が大量に流入しました。印刷・製本もそのひとつでした。それまでは瓦版や浮世絵に代表されるように木版が印刷の主流でしたが、活版や銅版、石版といった新しい技術が取り入れられるようになりました。 本の形も、和紙を折って綴じた「和本」から、洋紙を糸でかがり厚く固い表紙でくるんだ「洋装本」へと大きく変化しました。和本に比べて洋装本は一冊に含まれる情報量が多く、この時代の洋装本への移行は必然でした。 しかしながら、当時の日本には西洋式の本をつくることのできる製本職人はわずかで、明治6(1873)年にようやく明治政府のお雇い外国人パターソンによって、製本の本格的な指導が始まりました。明治10(1877)年には、明治期の大ベストセラー『改正西国立志編』が刊行されます。日本初の国産洋装本と言われており、印刷は大日本印刷の前身、秀英舎によるものでした。 本
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 --><!--株価検索 中⑤企画-->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">
【読売新聞】 【ワシントン=冨山優介】20年以上行方不明になっていた英国の自然科学者チャールズ・ダーウィン(1809~82年)のノート2冊が発見されたと、所蔵する英ケンブリッジ大図書館が発表した。進化論の礎となる考えを書き留めた貴重
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
──自信のないものに人間は形式を与えるものだ。自分自身、家族、国家……人間の生とかかわることばかりなのに、なんて、見失いやすいのだろう……。私は、どのように人生にかたちを与えればいいのか知るために、研究をしているのかもしれない。 ──歴史にとらわれず、規範にとらわれずに生きるのが、自由だというのだろうか。ほんとうに自分自身を生きていると言えないまま……こんなことばかりが私の頭を巡っている、ずっと……私の中で……。 旧制第一高等学校(通称、一高)は、1935年に本郷から駒場へと移転するが、そこでの生活は、本郷時代以来の「籠城主義」と呼ばれる自治寮での共同生活に支えられた、独特かつ閉鎖的なものだった。だが、1941年、1942年と戦時色が深まるにつれ、一高のアイデンティティともいえる「籠城主義」は、そのまま維持することはできなくなってくる。 本作は、あたかも一高生らに同一化するかのように、アイ
歳は関係ない、やろうと思ったときがやれるとき。「ワンワン」を25年以上続けるチョーさんを動かす考え方 #エンタメ 公開日 | 2022/05/16 更新日 | 2022/06/01 これから年齢を重ねていっても、仕事や趣味などを楽しみたいという人も多いはず。しかし、年齢を気にして「続けたいけど、体力的に大丈夫かな」「新しいことを始めても、失敗したらどうしよう」と不安を感じてしまうこともあるかもしれません。そんなときは、どのように自分の年齢や体力と向き合えばいいのでしょうか。 今回お話を伺ったのは、俳優・声優として活躍しているチョーさん。 人気アニメ『ONE PIECE』のブルック役や海外映画の吹替など多数の作品に出演しているほか、Eテレの子ども向け番組『いないいないばあっ! 』では、放送開始から25年以上にわたってメインキャラクターの“ワンワン”を演じ続けています。 そんなチョーさんは、演
過去30年で3倍に。国立博物館の値上げは是か非か東京国立博物館、京都国立博物館、そして奈良国立博物館の3館が、4月1日より常設展の観覧料値上げに踏み切る。SNS上でも賛否を呼んでいるこの値上げについて考えたい。 文=橋爪勇介 30年で3倍の値上げ 東京国立博物館(以下、東博)など3つの国立博物館が一斉に発表した常設展(*1)の観覧料値上げが波紋を呼んでいる。 東博、京都国立博物館、奈良国立博物館はそれぞれ、4月1日から常設展の観覧料を変更。東博は一般620円を1000円に、大学生410円を500円に、京博・奈良博は一般520円を700円に、大学生260円を350円に改定する。 SNS上では、「これまでが安すぎた」という声もあるいっぽう、値上げは博物館へのアクセシビリティを低めるという懸念も聞こえる。 例えば、東博は1989(平成元)年の消費税導入以降、段階的に常設展の料金を引き上げてきた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く