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司法取引を導入すると、巨額汚職が発覚しやすくなる?
今年の通常国会で可決された刑事司法改革関連法案の中に、「司法取引」の導入がある。司法取引は欧米で... 今年の通常国会で可決された刑事司法改革関連法案の中に、「司法取引」の導入がある。司法取引は欧米で広く認められ、(1)自分の罪を認め、軽い求刑にしてもらう「自己負罪型」、(2)共犯者などの捜査に協力することで、公訴されないなどの見返りを得る「捜査・訴追協力型」に大別される。(1)は裁判にかかる時間とコストの節約、(2)は証拠集めが主な目的だ。海外では両方があることが多いが、日本で進められているのは捜査・訴追協力型のみ。2015年に起きた国際サッカー連盟(FIFA)汚職事件は、11年に元理事が脱税で摘発された際、FIFAの悪行を司法取引の材料に使ったことで発覚した。日本でもこうした事例が起こる可能性が出てくる。 企業側にもメリットはある。弁護士の平尾覚氏は、「犯罪が発覚すると、欧米企業は経営判断として徹底的に捜査協力をして恩恵を受ける」と話す。犯罪で摘発され、内部調査でさらに他の役員が絡んでい

