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シャープの救世主か、破壊者か「郭台銘の素顔」
書籍『野心 郭台銘伝』(プレジデント社刊)の取材は大きな困難の連続だった。「記事の全文を削除してく... 書籍『野心 郭台銘伝』(プレジデント社刊)の取材は大きな困難の連続だった。「記事の全文を削除してください」と要求する取材先。著者の安田峰俊氏が書籍刊行の舞台裏を明かす。 鴻海の軍隊式管理、ワンマン経営…… 今年8月13日から、台湾企業・鴻海グループの傘下に入ったシャープの新体制が本格的にスタートした。 鴻海副総裁と兼任する形で新社長に就任した戴正呉氏の旗振りのもと、シャープは社員全員に課してきた給与の一律2%カット制度を廃止、組織体制をトップダウン型にするなどの社内改革を急速に進めている。欧州でのテレビ事業への再参入と液晶テレビ販売台数の倍増計画、太陽電池事業の復活といった黒字化に向けた事業展開でも攻めの姿勢を見せる。 懸念されていた大規模なリストラも、今年9月末の時点では実施されていない。当初はEMS(電子製品の受託生産)業者である鴻海によるシャープ・ブランドの舵取りを不安視する声も出て

