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日本のサンマ不漁は台湾や中国の乱獲が主因か 海水温上昇で回遊ルートが変化した
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日本のサンマ不漁は台湾や中国の乱獲が主因か 海水温上昇で回遊ルートが変化した
だが、北大西洋における漁獲総量が55万トンを超えたのは1995年以降で2回のみ。近年は35万トン以下のケー... だが、北大西洋における漁獲総量が55万トンを超えたのは1995年以降で2回のみ。近年は35万トン以下のケースが多く、乱獲抑制にはつながらないとの批判も。東京大学大学院の八木信行教授は指摘する。 「枠組みが設けられただけでも、大きな前進。加盟国が遵守するという確証はないものの、ルールが定まれば、それに沿った勧告も行えます」 日本の不漁は台湾や中国の乱獲が主因との見解もあるが、それは正確さに欠ける。主に自国沿岸で漁を営む日本に対し、台湾や中国は北太平洋上の公海で操業。そこで、日本到達前に根こそぎ捕獲していると批判するわけだが、海水温上昇で回遊ルートが変化し、あまり日本に接近しなくなっている側面もある。 「水産資源の増減には様々な要因が関わり、解明されていない点が多い」(八木教授)のが現実。90年代前半まで日本が独占してきたが、回遊魚のサンマは世界で分かち合うべき水産資源である。

