2012-03-20 - Baatarismの溜息通信 ああ、でも右から左に使うのなら財政拡大派としては望ましいことですね。 なんだかよく分からなくなってきました。財政再建派と拡大派の両方によい顔を

先週から、民主党で消費増税法案の党内事前審査の議論が行われています。 その中で最大の議論になっているのが、経済が好転しなかったときに消費税増税を凍結する「弾力条項」に、経済が好転した条件として具体的な成長率の数字を入れるかどうかです。 この数字として、性急な消費税増税に反対する議員からは、「名目成長率3%、実質成長率2%」という数字が出されています。そのような議員の代表格である馬淵澄夫議員は、この数字について次のように説明しています。*1 3月13日、社会保障と税の一体改革関連法案の党内事前審査が始まった。昨年12月29日の深夜に決着した党税調議論と同様、消費増税反対派も多数押しかける中、会場は緊張感と熱気に包まれて午後5時開始となった。 冒頭、前原政調会長の挨拶から始まり法案説明に入ろうとしたところで、議事の前提や進め方に対しての疑義などが提起された。そもそも論も含め法案説明までに相当の

[Baatarism]

ブログを更新しました。消費税増税については色々言いたいこともあるのですか、今回は焦点となっている成長率の条件について論じました。

[BIFF]

増税（税率の引き上げ）と税収の増は一致しない。財政再建のために必要なのは税収の増加で、それは、今となっては民間と海外の投資を活性化する政策による以外に実現は不可能だろう。

[maturi]

使い途問題　　http://d.hatena.ne.jp/hiroyukikojima/20120322/1332387015

[Uzi_FZ]

「日本がデフレを脱却することと経済成長を消費税増税の条件とすることは、過去の経験から考えても、税収の低下を防ぐために必要であると言えるでしょう。」

[tdam]

"逆に数値目標を設定しないことがデフレ不況下の消費税増税を強行させて、景気と財政を悪化させ、やがては「国債売却を招き、長期金利上昇などの影響が出る」" ごもっとも。民主でまともなのは馬淵氏だけだな。

[yasudayasu]

アジア通貨危機は1997年に起こったことで、その後ずっと税収が回復しない理由については指摘していません。数年で収まり、その後これらの国々は経済成長を回復してますので税収が回復しない原因ではないことは明らか