社会保障と税の一体改革批判（2）はしなくも露呈した現政権の「増税の無間地獄」路線――駒澤大学准教授 飯田泰之氏

政府は1月21日より「社会保障と税の一体改革」の理解を得るための説明行脚を開 始した。初日には安住淳財務省ら財務三役による説明会が開催され、消費増税で社会保障財源をまかなう改革の趣旨を説明したと報じられている。 いいだ・やすゆき／駒澤大学経済学部准教授。エコノミスト。1975年東京生まれ。東大経済学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得中退。内閣府経済社会総合研究所、参議院第ニ特別調査室、財務省財務総合政策研究所等で客員を歴任。主な著書に『経済学思考の技術』（ダイヤモンド社）、『世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ』（エンターブレイン）などがある。 Photo by Kazutoshi Sumitomo 足もとの増税は歳入不足を 埋めるためのものにすぎない 社会保障のために必要な増税であるから納得いただきたいというのが、建前上の増税の根拠ということになろう。その一方で、全国行脚スタ

[dongfang99]

飯田先生は社会保障の専門書（異端の鈴木亘氏以外）を一冊でもまともに読んだらどうか、と言いたくなることが多い。

[myogab]

だから、社畜と非正規が早死にすれば、年金も医療費も今のままで100年安心なわけで、その前提だから、破綻をなんら怖れてない。その前提に切り込まないと何も変わらないよ。きっとね。増税は間引きを加速させるため。

[tdam]

"脱デフレは～正常な経済状態に回帰するまでは、大きく税収状況を改善""落ち着いたあとの税収の伸びは、名目成長率と大きく変わらない""賦課方式スタイルの社会保障システムをやめない限り、いたちごっこは終わらない"

[ko_chan]

社会保障は、すでに老人に過剰給付してしまった分が返ってこない以上、インフレで調整した後じゃないと議論にならん気が。まず比較的簡単なデフレの問題から片付けないと。しかしそれすら…。

[haruhiwai18]

"積立方式に転換されることによって、今後の経済成長率・人口動態と社会保障のために要する金額が切断され"　→でも 現行のマクロ経済スライド方式の利点は (経済学者たちにさえ)あまり理解されてない気がする。

[eyesight]

リフレ派って飯田さんと同じ考え方の人が多いような・・・・。

[paravola]

時速100kmの「社会保障号」と時速50kmの 「税収号」の行き先

[yasudayasu]

現政権の財政運営は、足もとの年金財政における歳入欠陥を埋めるために増税し、今後も財源不足が生じたら増税するという半永久的な「繰り返し増税」を基本としていることがわかる。

[maeda_a]

「今次の増税提案を認めることは、「半永久的な増税の繰り返し」にお墨付きを与えているに等しい」「増税を行っても問題は解決しないことを心にとめておかねばならない。」

[BUNTEN]

とりあえず支払い済みの年金はサンクコストなので、積立にするつっても「赤字」は残る。これは将来世代に薄く被せるしかない。しかし高齢化は急なので、長期の借金で分割払いするのが妥当と思う。http://bit.ly/yfSr53

[DrPooh]

『年金・医療の財源が現役世代の負担によって支えられるシステムそのものを見直し、積み立て方式への移行を基本方式に』…人口構成が変わらなければシステムを変えてもという気が。どうなんだろう。

[mako_to]

切替はコスパ悪そうだし不足分を1億人で割り勘にするとかどうだろう？原理的には少子化対策に連動なんだろうけど。