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2015年4月になってもまだ男の普通の仕事は足りない
1997年の欄には、1997年並みの就業率にするために追加する必要な就業者の数を示している。20... 1997年の欄には、1997年並みの就業率にするために追加する必要な就業者の数を示している。2008年も同じ。 リーマンショック前の就業率を回復するためには8万人分の仕事の口が必要です。金融危機前を目指すなら80万人分です。 現在の労働市場は仕事の在り方によって二つの部分に分かれていると考えていいでしょう。 ひとつは、勤続、経験に応じて仕事をする能力が高まり、賃金などの処遇も上がっていく部分です。普通の仕事です。もうひとつは経験を積んでも、勤続年数が長くなっても能力が高まらず、賃金なども上がっていかない部分です。低賃金の仕事です。 今、景気回復によって普通の仕事の口が増え、採用も増えています。新たに採用されている人の多くは、若く、当然ながら経験を積んでいない人で、当然賃金は低めです。少し前に採用され勤め始めた人も、経験は浅いですし、勤続年数も長くないので賃金はそれほど高くありません。したが
2015/05/30 リンク