『火垂るの墓』や『はだしのゲン』に比べれば、まだ『この世界の片隅に』は“よくある反戦アニメ”に近い - 法華狼の日記

まだアニメ版の『この世界の片隅に』は観れそうにないが、産経記事*1の監督コメントで『火垂るの墓』が好意的に言及されたこともあって、とりあえず原作準拠で考えをまとめておく。 【スクリーン雑記帖】「この世界の片隅に」をめぐる“国旗”論争 政治的意味合いを回避したあるセリフとは（1/4ページ） - 産経ニュース 「この映画が世の中に受け入れられるかが試金石。今そういうことをやっているのは（1988年に『火垂るの墓』などを発表している監督の）高畑勲一人だと思うんですよ」 まず、戦時下の日常シーンを楽しげに描いていることだけで“よくある反戦アニメ”とは違うかのような論調があることには、違和感しかない。 『この世界の片隅に』は単なる反戦アニメーションではない | アニメ、漫画、映画、音楽……いま旬のサブカルコンテンツを徹底批評！ 「戦争反対」と声高に主張されても、心に響かない時がある。 小学校から高校

[ans42]

近いとか、遠いとかに、どういう意味があるのか。

[IkaMaru]

清太にしろゲンにしろ、とてもじゃないが「模範的小国民」じゃないからねえ。子供だということを差し引いても

[KAZ99K]

よく知らないから聞くのだけど、そもそも「よくある反戦アニメ」っていえるほど反戦アニメってあるの？

[AKIMOTO]

学校で子供に見せだしたら同じように「反戦映画」認定するんじゃないかなそういう人たちは

[zettaimuri]

火垂るの墓が反戦映画じゃないって言っても相変わらず誰も聞いてくれないしいつまでも反戦映画として比較対象になるしそもそも反戦映画の比較ってなんだよと毎回思うのです

[Gl17]

やたら「反戦じゃないからイイ」という声ばかり過度に喧伝される情勢への異議申し立て。ああいう政治性忌避クラスタは脳内イメージだけで語ることが大半なので、その非難してるモノが実在しない場合が少なくない。

[ncc1701]

そもそも「押し付けがましい反戦アニメ」というのが何を指すのか具体的に挙げる人がいない。ゲンも清太も作中で「戦争反対！」なんて叫んでないし。

[Josequervo]

人々が言うステレオタイプな反戦映画って、反戦思想の開陳とかより寧ろ戦時中の悲惨な印象をうんざりする程押し出した作品って印象はある。後は町山氏曰くの後知恵による戦争批判の有無も関係ありそう。

[cider_kondo]

id:sukekyo＜最初に「まだアニメ版の『この世界の片隅に』は観れそうにないが」と明記してる以上、『このブコメはどういう意図を持って書かれてるのか謎』と反論されそうな気がしますが（見ずに語る行為って魔窟だ

[rohiki1]

ゲンって、母親目線で見たら”我が家のダンスィたちとの子育て奮闘記”に近い。他人の家の鯉捕まえてきたり、クソババアを肥溜めに落としたり、進駐軍の倉庫に忍び込んだもののコンドームしか見つからずガックリとか

[frothmouth]

“ある在日 2016/12/01 20:29 "戦争反対"と"侵略反対"は、似て非なるものですしね。はだしのゲンもたいがいですが、火垂るの墓なんてイラつくだけで人間讃歌的なものは何にも感じません。痛みらしい痛みを味わったことのな

[kangiren]

アニオタはてサ筆頭なのに、まだ見てないのですか！！

[usi4444]

「火垂るの墓」直系の反戦映画でした。「反戦映画ではない」と言いたがる人は何を恐れているの？

[yoshi1207]

そもそも戦争を描いた作品を、反戦的に読み込めば反戦映画、好戦的に読み込めば好戦映画（例：こうならないために戦争には勝たねばならない）になるのでは？／世界の片隅まで戦争から逃れ得ない事を描いた点に驚いた

[ei-gataro]

戦争を描いたアニメを「特殊な作品」としてではなく、誰もが先入観なく普通に見られるようになるといいな。

[sea_side]

よくある反戦アニメ…一番印象に残ってるのは対馬丸のやつかなぁ。アニメは見てないけどアニメ絵本を読んだ。

[ytn]

「反戦」なるくくり方が可能なベタな作品群ってまだしも実写の方がメインで（実写でもどれほどあるか。。。）、アニメとなるとそんなストレートな作品ってなくね？

[ilya]

2016-11-26

[worris]

作者（と監督）が戦後生まれということに触れた評ってあったっけ？

[d-ff]

火垂るの墓は戦争で炙りだされた無関心、不条理に打ちのめされた映画。農家も氷屋も医者も冷淡、戦後をたゆたう華奢な人々の眼下で同胞女児が餓死する(火に包まれる)ラストに至る。愛国少年が空襲に歓喜するシーン。

[K_Watanabe]

統計としてのよくある反戦アニメとイメージとしてのよくある反戦アニメとのズレに目を向けていないじゃん。

[junglejungle]

見てないので原作だけで語るんなら"アニメ"として近いかどうかなんてわからんだろうに。

[inSilico]

観てねえで何語ってんだこいつは。／妙なエントリーが上がったからもう一度言うと、何でよくある反戦アニメとやらとアニメじゃないものを比較してんだ？観てからアニメ同士で比較すりゃいいじゃねえか。

[ken530000]

受け手がその作品から反戦メッセージを受け取ればそれは反戦作品なので、人によって定義異なるだろうね。

[asakura-t]

（記事とは直接関係ない）「反戦作品（アニメ）」ってどういう作品を指してるのか分からないけど、太平洋戦争関連を描いたものなら『ジョバンニの島』はわりと珍しい描き方してた気がする。

[your]

「よくある反戦アニメ」って、イデオンとかダンバインのことかな？（よくはない

[zatpek]

なんとなくイメージするような、いわゆる陳腐な紋切り型「反戦テーマ」って、実はNHK大河のつまんない奴とかじゃないんかな。

[sand_land]

「よくある反戦映画」なぁ。学校や教師へのルサンチマンと「真面目な映画」鑑賞＆感想強制のかったるさとサヨク的なるものへの反発心etc.をいつもの内輪ノリで共有する中で膨らんでいった虚像、という要素は感じた。

[zyzy]

基本的に差別脳の人たちって「苛められるマイノリティ側は人格が存在しない」と考えてるので、主人公がマイノリティ（例えば当時反戦を唱えて特高さんに殺された実際に山ほどいた人々）なのが嫌なんだろうな、と。

[zeroset]

「これはよくある～じゃない」って、昔からSFなりロボットアニメなり色々当てはめて使われるんだけど、対象作品への讃意よりもそのジャンルへの偏見や悪意の方が強く感じられて、ほんとに嫌らしい物言いだと思う。

[sophizm]

概ね同じような感想。"よくある反戦アニメ"に比べて極端に残酷表現が少なく、人が死なないことを除けば、構造や表現にそれほど大きな違いはない印象だった。だから反戦アニメじゃないからという言われ方には違和感。

[kenjou]

負けに終わった戦争下の日常を描けば、声高に叫ばなくても自然と反戦的なメッセージは伝わるんでしょうね。負け戦ってほんと悲惨なものですから。

[rain-tree]

この辺の話題あまりさらってないから言及してる人がいるかどうか知らないけど参考のために一応紹介しとくとユリイカの先月号（11月号）はこうの史代特集です。

[norinorisan42]

所謂「反戦もの」として悪い意味で話題になるのは特定の思想対立を産みだすようにアジテーションする作品で、平和の大切さをかみしめる意味で反戦メッセージを込めた作品を嫌うわけではないのかなとか適当に思ったり

[REV]

作品では触れられてはいないが、周辺状況が「”よくある反戦アニメ”を迂回させようとする時勢」を描出していて面白い。

[sgtnk]

反戦アニメって例えばこういうのかな。http://www.ggvp.net/usagi/index.htm　　http://www.kyowafilm.com/hinoumi.html

[Capricornus]

アニメファンであればそんな他者の感想にケチつける方向ではなく一本のアニメとしての見方が欲しかったな。バイアスがかってて何も面白くない。もっと純粋に楽しむ作品であるのは間違いないだろう。

[kijtra]

邦画「TOMORROW 明日」は舞台が長崎で、戦中の日常→最後に原爆 って構成だから一番近いよね。まったくヒットしなかったけど。

[moritata]

自分が”よくある反戦アニメ”との違いを感じたのは監督のテーマの様に思った。挙がってるものは戦争の悲惨さがテーマに思ったが、戦時中じゃなくても成り立つ話だと思った。作者は戦争を意識してるのは間違いないが