全農、備蓄米を期間内に全量引き渡し 4月分の5．7万トン 流通加速 卸に呼びかけ（日本農業新聞） - Yahoo!ニュース

JA全農は2日、全農が落札した政府備蓄米の最新の販売状況を発表した。5月1日までに米卸に引き渡した備蓄米は5万6903トンで、前回発表（4月24日まで）から追加で約1万トンを供給。4月注文分は全量を期間内に引き渡した。今後、供給ペースを一層加速させるため、「前倒しで注文してもらうよう米卸に呼びかけていく」（米穀部）とする。 【画像】 倉庫から搬出される備蓄米（3月、埼玉県内で 画像の一部を加工しています） 備蓄米は、大口集荷業者による入札を通じて放出される仕組みで、全農は第2回入札までの合計で19万9270トンを落札した。全農は、米卸からの注文に沿って米卸の精米工場などへ備蓄米を配送し、スーパーや中・外食業者に供給されるまでには、累計で2、3週間を要するという。 全農が落札した備蓄米のうち、5月1日時点で米卸から出荷依頼があったのは13万6629トン。米卸から要望があった引き渡し期限を月別