「本当に苦しい3年だった」トラック運転手が起こした裁判「未払いの賃金を支払って」 会社がとったのは”配車差別” 月給は10万円以上減少した | TBS NEWS DIG (3ページ)

「本当に苦しい3年だった」トラック運転手が起こした裁判「未払いの賃金を支払って」 会社がとったのは”配車差別” 月給は10万円以上減少した デジタルタコメーターに記録された「勤務時間」 でも実際は・・・ 残ったのは3人の運転手。松尾さんと、梶原章裕さん（54）、そして当時32歳の男性だ。3人は、会社と交渉をするため「全国一般労働組合」に加入し「東輪ケミカル分科会」を立ち上げた。 組合の仲間と話す中で、松尾さんたちは、給与に反映されている「勤務時間」が実態とそぐわないことに気づいた。 会社側は、トラックに設置されたデジタルタコメーターに記録された時間を勤務時間として給与を支給していた。 しかし松尾さんたち運転手は、実際には、運転を開始する前に少なくとも約20分間、車両の点検を行っている。「これは勤務時間にあたるのではないか」組合の助言を受けて、松尾さんたちは動いた。 ・2021年12月17日