老舗料亭「金田中」の社長、岡副 真吾（おかぞえ しんご）氏の逮捕を知って｜安井 真守

去る4月11日、いつものごとく仕事から帰宅した私がネット上のニュースを何気なく眺めていると、「懐かしい名前」と「逮捕」の二文字の両方が同じ画面に表示されており、真っ先に誤植や誤報を疑った。 しかし、「懐かしい顔」が警察官に付き添われて警視庁向島署から出て来た動画を確認した私は、残念ながら、これが現実である事を認めざるを得なかった。 この事件に関して全く知らない方の為に今一度、正確に説明させて頂くと、去る4月9日に”日本三大料亭”と呼称される飲食店「金田中」（かねたなか）の経営者である岡副 真吾（おかぞえ しんご）氏（63歳）が、東京都港区の自宅で警察の家宅捜索を受けた結果、覚醒剤と大麻を所持していたとして現行犯逮捕されたものである。 元従業員として誤解の無いように重々、お断りしておくが、私が金田中の従業員として同店の調理場に勤務していたのは1991年（湾岸戦争が起こった年）いっぱい迄の期間

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ネット上では一切表明していませんでしたが、私は昔、調理師として「金田中」に勤務していた時期がありました。