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「子どもは贅沢品」「結婚は嗜好品」なのか。岸田政権「異次元の少子化対策」はなぜ愚策なのか。“恋愛結婚”にむかない日本人 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
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「子どもは贅沢品」「結婚は嗜好品」なのか。岸田政権「異次元の少子化対策」はなぜ愚策なのか。“恋愛結婚”にむかない日本人 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
「政府は全然分かってない。そもそも、〝結婚できる身分〞の人が少ないことのほうが問題なのに」 「子ど... 「政府は全然分かってない。そもそも、〝結婚できる身分〞の人が少ないことのほうが問題なのに」 「子どもは『ブランドもの』みたいな贅沢品、結婚は『したい人だけがする』嗜好品でしょ。そんなことのために、自分が(財源を)負担させられるのは、納得いかない」 私が取材したZ世代の男女は、次々にそんな言葉を口にしました。2023年1月、岸田首相が「(’23年を)異次元の少子化対策に挑戦する年にしたい」と宣言し、最初の試案を提示した直後(同4月)のことです。 「子どもは贅沢品」は、’23年春ごろにSNSで話題となったワード、一方の「結婚は嗜好品」は、私が拙著『恋愛しない若者たち』を執筆した前後(’15年ごろ)から、よく言われるようになった言葉です。 いずれも、おもに将来不安を抱く若者を中心に発せられ、「自分たちは日々の生活で精一杯で、いまは結婚・出産する余裕がない」、あるいは「(結婚・出産の)優先順位が低