テロの経済学 人はなぜテロリストになるのか

１９９０年代から今日まで、世界は不幸なことだが「テロの時代」にあるといえるだろう。日本でのオウム真理教による地下鉄サリン事件、アルカイダによる９・１１テロなど世界各地で頻発するテロによって私たちの生活は大きな影響を被ってきた。だが私たちはテロのもたらす衝撃的な事件性に惑わされてしまい、テロやテロリストたちについてその真相を客観的に検証してきたとはいえない。 本書は、「人はなぜテロリストになるのか」というテロリズムの核心を、統計的データの裏づけを基に鮮明に描き出すことに成功している。経済的な貧しさと教育を改善していけば、テロリストが育つのを防ぐことができる、ということがよく聞かれる通説だったという。例えば、ブッシュ政権によるアフガニスタンやイラクへの「テロとの戦争」は、そのようなイデオロギーを基にして実行された。 しかし、本書では、テロリストたちの教育水準が非常に高く、また出身も裕福な階層で

[filinion]

教育や経済の貧困がテロを生むのではなく、平和的に政治参加する道が閉ざされた社会では政治活動が暴力的にならざるを得ない、ということか。／最近の民主化失敗事例を見ると、簡単な解決策とも言いづらいなあ…。

[chronyo]

読みたい本。

[tatsuh]

[]

[smicho]

"テロを防止する上で、経済的な豊かさと教育の充実はほとんど効果がない" "テロが犯罪ではなく、投票行動に似ていると指摘している点は特に重要"

[myogab]

要点は、組織する側と尖兵にされる側で主体は異なりイメージが乖離するって所だよね。その意味ではネトウヨも。無敵の無差別殺人はテロに近いがテロではなく、テロリストには組織的継続性がある訳で。

[amose121209]

人はなぜテロリストになるのか～安定な体制か不安定な体制かわけるものはなにか この選択をわけるものはなにか。それは報道の自由、集会の自由そして人々の市民的自由や政治的権利が抑圧されないことだ、ということ

[doublehorn93]

テロの経済学　人はなぜテロリストになるのか　アラン・Ｂ・クルーガー著／薮下史郎　訳　～安定な体制か不安定な体制かわけるものはなにか | オリジナル | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビ... #SmartNews htt

[daybeforeyesterday]

あらぁ、んー