インドのカースト｢ただの階級でない｣意外な真実

インド＝カースト？ 日本ではインドといえばカースト、カーストといえばインドと思われている。またカーストといえば差別であり、差別の源泉であるカーストをなくせないのはインドの後進性のせいとも思われているようだ。 こうした「偏見」（？）に対して、「インドではカーストはもうない」とか「カーストに上下はない」などと主張する海外在住のインド人も増えている。研究者からするとどちらも間違いなのだが、この間違いを正すのは簡単ではない。 実は「カースト」という語はインドの言語にはない。これはポルトガル語の家柄・血統を意味する「カスタ」という言葉から派生した語で、もともとはアフリカやペルシア湾岸を訪れたポルトガル人が現地のさまざまな社会慣習や血族集団を指して、ほかのタームとともに用いたもので、とくにインド固有の社会制度や慣習に対して用いられていた語ではない。 だが1510年のポルトガルによるゴアの占領以降、17

[behuckleberry02]

ジャーティは日本の伝統芸能や伝統工芸みたいなものと考えるとわかりやすい。能や歌舞伎や家元や窯元のような世襲の職能集団。軍人からチャイ屋まで、ありとあらゆる職業が世襲で梨園化しているようなもの。

[tuxedokatze]

"実は国勢調査のカースト別人口は1931年以降公表されていない。2011年の国勢調査でようやくカースト別の人口調査を行うことになったが、2020年の時点ではまだすべてが明らかにされていない。"

[paravola]

ヴァルナとはもともとは「色」を意味する／植民地時代からさまざまな理論が生み出されてきたが、そうした理論を統合し、「浄と不浄の対立」というたった1つの原理でこの不思議を説明しようとしたのがデュモンである

[goldhead]

“インド人の生活において最も実感をもって「生きられている」のは、むしろジャーティーという集団概念である”

[kechack]

カーストという語はインドの言語にはなくポルトガル語の家柄・血統を意味するカスタから派生した語。インドの概念でカーストに対応する語は「ヴァルナ」と「ジャーティー」の二つ。日本で知られてるのはヴァルナの方

[timetrain]

職能とかギルドが固体化して、それぞれの中でヒエラルキーがあり、それぞれが他者に対してマウントを取ってる社会制度という印象。解決できるとすればイギリス支配のような強権が必要だけど、かえって悪化させたし

[oguratesu]

カーストって実は２種類あるわけか。

[mshkh]

インドに行って仕事をすると、確かにカーストは存在するんだろうと想像できる機会はよくあるけど、実際にそれがどんなものなのかは外国人からはよく分からないんだよな