｢吹奏楽部地域移行｣難航の理由､大人が守るべきは｢子どもの文化の持続｣では？ | 東洋経済education×ICT

公立中学校の部活動改革に関するスポーツ庁と文化庁の有識者会議は、昨年末の中間報告において、2026～2031年度を「改革実行期間」として平日の部活動を地域に広げる方向性を示した。そんな中、全日本吹奏楽連盟は「学校から切り離すとなれば、音楽活動は成立しない」と懸念を表明している。北海道教育大学岩見沢校 教育学部の准教授で、論文『学校部活動における地域移行化への考察 : 吹奏楽部の現在と近未来像』を著した渡郶（わたなべ）謙一氏は、同連盟の主張に一定の理解を示しつつも、「少子化を見据えた新たな吹奏楽部のあり方を検討する必要がある」と切り込む。実は渡郶氏自身、中学から吹奏楽一筋で、現在も指導者や審査員として学校吹奏楽部に携わるほか、職場バンドでは音楽監督や指揮者、ユーフォニアム奏者を務める生粋の“吹奏楽人”だ。そんな渡郶氏が多大な葛藤の中で導いた、「若者の吹奏楽文化を守る」ための落とし所とは。

[allezvous]

吹奏楽連盟って吹奏楽部顧問の教師の集まりじゃなかったっけ？学校単位でない吹奏楽部の顧問が持ち回りの仕事を引き受けてくれる保証がないなら連盟は反対しそう

[kazyee]

経験上、一般吹奏楽団は「中卒以上」みたいな規約がある印象なので、地域に委託したいなら規約改訂からな気はする。／「自己保身」の定義が記事と指導者の本音で思っているものと異なっている気はする。

[secseek]

そういうことはまず教師に給料を払ってから言うべきです。人にタダ働きさせてる時点で持続できないことは明らかでした