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月17万円でも苦しい…「理想の貧困」の誤解、家計簿でくつがえす
貧困の定義って? 「貧困たたき」をするのは誰か 大人たちの「理想の子ども観」 「飢えて倒れるほどでは... 貧困の定義って? 「貧困たたき」をするのは誰か 大人たちの「理想の子ども観」 「飢えて倒れるほどではないけれど、貧困状態」という子どもの暮らしって、想像できますか? 子どもの貧困問題は、極端に貧困な子どもに注目が集まりがちですが、生活保護を受けてはいないけれど、生活が苦しいという家庭も少なくありません。そういう家庭の家計簿をつけてみることで、どんな暮らしなのかを理解するワークショップを考えた人がいます。聞いてみました。(朝日新聞東京社会部記者・原田朱美) 両親と子ども1人、月収17万円 こどもソーシャルワークセンター(大津市)の代表で社会福祉士の幸重忠孝さんです。 家計簿体験は、37歳の両親、中学1年の子どもの3人家族、収入は月17万円という設定で行います。もちろん家庭によっていろんな違いがありますが、「極端ではない貧困」のひとつの事例です。 参加者は、17万円から住居費や食費、教育費など
2017/11/08 リンク