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乳頭腫のウミガメ増加、対応に追われる米フロリダの「カメ病院」
フィブロパピロマの手術で、米フロリダ州マラソンにある「タートルホスピタル」に運び込まれたウミガメ... フィブロパピロマの手術で、米フロリダ州マラソンにある「タートルホスピタル」に運び込まれたウミガメ(2016年1月14日撮影)。(c)AFP/Pablo Cozzaglio 【2月8日 AFP】手術台の上で苦しそうにヒレをばたつかせる若いアオウミガメをひっくり返すと、その腹部にはゴルフボールほどの大きさの腫瘍ができていた──。絶滅危惧種に指定されているアオウミガメだが、多くの個体は、ヘルペスウイルスの一種が原因とされるフィブロパピロマを患っている。腫瘍ができるこの病気では、死ぬ恐れもあるという。 米フロリダ(Florida)州フロリダキーズ(Florida Keys)諸島周辺では、アオウミガメの個体数が回復するにつれて、フィブロパピロマの症例も急増している。米国で最も古いカメの救助・リハビリ施設「タートル・ホスピタル(Turtle Hospital)」の廊下が多数のカメで溢れ返るほどだ。 ウ
2016/02/29 リンク