香港、仮想通貨スポット取引に連動するＥＴＦを検討－ＳＦＣ行政総裁

梁氏は１月１日の就任後、国際メディアのインタビューに初めて応じ、効率とユーザー体験を高める「イノベーティブなテクノロジーを使った提案を歓迎する」と述べ、「新たなリスクに対処できるのであれば、喜んで挑戦する。われわれのアプローチは一貫している」と説明した。 さまざまな投資家が容易に利用できるＥＴＦは、デジタル資産を普及させる一つの手法と見なされている。ビットコインは今年110％急騰したが、ブラックロックなどが米国初となるビットコインのスポットＥＴＦを開始する許可を間もなく得るとの期待が一因だ。 香港と米国は現在、先物ベースの仮想通貨ＥＴＦを認めているが、業界全体の規模に比べると主流にはなっていない。 香港は６月、金融センターとしての輝きを取り戻そうと仮想通貨を対象とする新たな規制の枠組みを導入。投資家保護にも重点を置く制度だが、投資家から16億香港ドル（約306億円）をだまし取ったとされる無