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ベトナム戦争の帰還米兵/40年後も精神疾患苦しむ/「米国の行く末示す」と指摘も
【ワシントン=島田峰隆】ニューヨーク大学ランゴン医療センターなどが行った研究によると、ベトナム戦... 【ワシントン=島田峰隆】ニューヨーク大学ランゴン医療センターなどが行った研究によると、ベトナム戦争から帰還した米兵のうち約1割が今も心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状に苦しんでいることが分かりました。和平協定を受けて米軍がベトナムから撤退して今年で41年ですが、専門家らは帰還兵にとって「まだ戦争は終わっていない」と指摘しています。 ワシントン市内で8日に開かれた専門家会合で研究の暫定結果が公表されました。研究は、米退役軍人省の資金をもとにランゴン医療センターや民間会社の専門家でつくる研究チームが2010年から実施。1980年代後半にベトナム帰還兵を対象にした精神面の調査が行われており、今回はその後の追跡調査です。 11%が症状訴え それによると、帰還兵の11%は今も悪夢、孤独感、不安感、睡眠障害などPTSDの症状を訴えています。 ヒスパニック(中南米)系と黒人の帰還兵が精神疾患にかか
2014/08/14 リンク