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『あなたと動物と機械と――新たな共同体のために』(ドミニク・レステル著)|執筆ノート|三田評論ONLINE
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『あなたと動物と機械と――新たな共同体のために』(ドミニク・レステル著)|執筆ノート|三田評論ONLINE
あなたには友達がいますか? 多くの方がイエスと答えると思う。その友達は人間ですか、動物ですか? ... あなたには友達がいますか? 多くの方がイエスと答えると思う。その友達は人間ですか、動物ですか? と聞かれれば、人間に決まっている、と答えるだろう。人間同士の友情に関する議論は多いが、動物との友情は議論されてこなかった。原著者のドミニク・レステルはこの問題に切り込む。 ドミニクは哲学的動物行動学者と名乗り、実際に動物研究も行っている。しかし、さすがにエコール・ノルマルの先生と言うべきか、背後に精緻な哲学的分析があり、なかなか訳者泣かせであった。友情は情緒・感情の面から論じられることが多いが、ドミニクは現象としての時間・空間の共有を取り上げている。これは人間同士、動物同士、人間と動物、のいずれの場合にも当てはまる。また、人間と動物の異種間関係が非対称であることを指摘する。動物は人間によって名前を与えられ、「人格化」され、伝記まで残す。一方、人間は限りなく動物を必要とする。ヒトは近縁種が全て絶滅