足立美術館、庭師の舞台裏 ２１年連続「日本一」美しい景観維持の秘密とは？ ９月は間近で見られるチャンス | 山陰中央新報デジタル

足立美術館、庭師の舞台裏 ２１年連続「日本一」美しい景観維持の秘密とは？ ９月は間近で見られるチャンス 足立美術館（安来市古川町）は、横山大観コレクションに加え、四季折々の自然の風情を感じさせる日本庭園で知られる。米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングではランキングが始まった２００３年以来、２１年連続で日本一を守り続けている。あくなき探究心で美を追求し、景色を育む庭師の舞台裏に迫った。 （安来支局・狩野樹理） 【関連】日本一の庭園、大切なのは「掃除」 足立美術館・永島達二 庭園部長に聞く 美の追及、懸ける思い 庭園の歴史は半世紀前までさかのぼる。１９９０年に９１歳で鬼籍に入った安来市出身の実業家、足立全康氏のコレクションをもとに、１９７０年に開館。庭園は、美術館の増築にて拡張され、開館から１５年で今の形となった。「足立美術館の庭園」（２０２