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宇宙監視レーダー、海自施設へ 山口・山陽小野田 年度内に地質調査契約
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防衛省が日本の人工衛星の運用を妨害する中国の衛星破壊兵器や宇宙ごみ(スペースデブリ)を監視する航... 防衛省が日本の人工衛星の運用を妨害する中国の衛星破壊兵器や宇宙ごみ(スペースデブリ)を監視する航空自衛隊初の専用レーダーを山口県に配備する計画で、配備地を同県山陽小野田市の海上自衛隊山陽受信所に決め、同市は21日、市内で市民向けの説明会を開いた。説明会では防衛省が配備計画を説明。地元の理解が得られれば、今年度中に地質調査に関する業者との契約を行うなど施設整備に着手する方針。 防衛省は配備候補地について経度的に静止軌道帯の通信衛星などの周辺を監視することに適している山口県の中から探していた。周囲に山などの遮蔽物がないためレーダーの性能が十分発揮できる一方、住宅が少なく電波干渉の影響もない場所にある海自山陽受信所を適地と判断した。 山陽受信所は海自のP3C哨戒機が海上から送ってくるデータを受ける役割を担っていた。衛星などを介したデータ送受信に移行したことを受け、受信所は遊休化しており、施設の跡