日本ピスコ（岡谷市）新開発のレギュレータ、使用時の工程を簡略化〈磨く持ち味〉｜信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

空気圧機器メーカーの日本ピスコ（岡谷市）は、圧縮した空気を減圧する「レギュレータ」で、減圧量を事前に設定した新機種を開発した。従来品では、使用環境などに合わせて購入した側がダイヤルで減圧量を調節していた。あらかじめ設定しておくことで装置などに組み込む際、使用環境などに応じて減圧量を調整する負担を減らせ、工程を簡略化できる。 レギュレータは、コンプレッサー（圧縮機）から圧縮された空気をシリンダーなど各動力部分が必要とする空気圧にまで減圧する。産業用ロボットなどで使われている。今回開発したレギュレータ「ＲＶＦＵＰ」シリーズでは、動力部分側に出力する空気圧を０・２～０・６メガパスカルの範囲内で０・０５メガパスカルごとに刻んで固定し、サイズ違いを含めて計７２種を展開した。 さらに、内部で空気の通り道を開閉する弁やピストンの大きさや向きを変更。動力部分に送り出す空気圧に対して、レギュレータ内に流入す

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けっこう便利そうだな