朝日新聞デジタル：投票してお得に買い物を 学生が企画 - 愛知 - 地域

投票してお得に買い物を 学生が企画 投票済証を店で示せばサービスを受けられる仕組みを説明する野々垣雄祐さん（奥）＝名古屋市天白区 投票をしてお得に買い物を――。２１日投開票の参院選で若者の投票率を上げようと、東海地方の大学生が新たな取り組みを進めている。投票した際にもらえる「投票済証」を店に差し出すと、割引などのサービスを、だれもが受けられる仕組みだ。特に、若者の声を国政に反映させたい思いがある。 始めたのは南山大４年の野々垣雄祐（ののがき・ゆうすけ）さん（２１）。野々垣さんは、若者の政治への関心を高めるＮＰＯ法人「ドットジェイピー」東海支部のメンバー。今回の参院選はネット選挙に注目が集まっているが、「投票所に足を運んで初めて政治参加につながる」と、企画を考えた。 公示前の６月下旬、名古屋市天白区の原駅前商店街振興組合。事務所を訪れた野々垣さんが「商店街に若い客層が訪れるチャンスにもなりま