はやぶさ帰還カプセル展示 : 石川 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

７年に及ぶ宇宙の旅の末、小惑星「イトカワ」の微粒子を持ち帰った小惑星探査機「はやぶさ」の帰還カプセルなどの展示会が金沢市平等本町のキゴ山天体観察センターで開かれている。６日まで。 主な展示品は、微粒子が入ったカプセルの外側部分で、大気圏突入時の高熱から微粒子を守った背面ヒートシールドや、着陸時に使ったパラシュートなど。長さ６メートル、幅４・５メートルの実物大のはやぶさ模型も展示されている。打ち上げから昨年地球に帰還するまでの６０億キロの旅を、プラネタリウムを使い、映像で振り返る番組も上映されている。 ５日には宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）教授で、はやぶさのプロジェクトマネジャーの川口淳一郎氏の講演会も行われ、約３０００人の観客が訪れた。 夏休みにはやぶさの模型を作ったという金沢市立富樫小３年の高崎岳君（９）は「長い旅をしたはやぶさが古里に戻る前に、燃え尽きてしまいかわいそうだった」と振り

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