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飛べないテントウムシ活用、害虫駆除する菌散布 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
テントウムシが入った容器を手にした森田知事に成果を報告する名雪さん(左)と板橋さん(中央)(1日... テントウムシが入った容器を手にした森田知事に成果を報告する名雪さん(左)と板橋さん(中央)(1日、県庁で)=重松浩一郎撮影 農作物に付く害虫を駆除する菌を、テントウムシが人間に代わって散布する方法を千葉県立農業大学校(東金市)が開発した。 同校が商品化した「飛べないテントウムシ」を活用し、菌を付着させて農場に放つ。農家の負担を軽減するとともに、化学合成農薬の使用を減らすことが期待されており、同校は実用化を目指して研究を進める。 羽を樹脂で固めた「飛べないテントウムシ」の羽に、粘り気のある長芋を使って菌を付着させ、散布する。菌は長芋の中で増殖を繰り返すため、1か月間は効果が持続することが確認されている。 この菌は自然界に存在する上、ナスなどの野菜類に付くコナジラミなど限られた害虫を標的にする。テントウムシや作物、人体への影響はないという。 同校が既に商品化している飛べないテントウムシは、野菜
2018/03/14 リンク