栄冠を勝ち取るため進化し続けたドイツ 大会前の不安を払拭し4度目の戴冠 2014/7/14 11:30配信 中野吉之伴/スポーツナビ 写真を拡大 延長の末にアルゼンチンを破り、4度目のW杯優勝を飾ったドイツ代表。大会前は活躍を不安視する声も多かった【写真:ロイター/アフロ】 リオデジャネイロの夜を花火が彩り、ドイツ代表の主将であるフィリップ・ラームが金色のトロフィーを高々と上げた。延長に入っても緊張感が途絶えない展開が続いたアルゼンチンとの決勝戦で、途中出場のマリオ・ゲッツェがまばゆいばかりの素晴らしいボレーシュートを決めてチームをワールドカップ(W杯)優勝へと導いた。 見事に4つ目の星を手にしたドイツだが、大会前にこの優勝を信じていた人がどれだけいたことだろうか。ドイツ国内では準々決勝のフランス戦の勝利でようやく可能性を感じ、準決勝で開催国ブラジルを7−1で圧勝した後にはそれが確信へと