YouTubeは11月17日、メディア企業向けの動画サイト構築ツール「YouTube Direct」を公開した。メディア企業は独自の動画投稿サイトを設け、市民ジャーナリストから動画を募るといったことができる。 メディア企業はこのツールを使うと、YouTubeの投稿プラットフォームをカスタマイズして独自の動画投稿サイトを構築し、自社サイトに設置できる。ユーザーはこのサイトに直接動画を投稿でき、メディア企業は投稿された動画を審査してから掲載することもできる。投稿動画はYouTubeにもアップロードされる。 YouTubeは、YouTube Directは報道機関を支援するために開発したものだが、ユーザーの自作CMを募集するといったようにどんな組織でも利用できるとしている。同ツールはオープンソースで、無料で利用できる。