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ブックマーク / dhbr.diamond.jp (48)

  • 読書とは知識を吸収するためのものではなく知識の体系を築くためのもの | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    稀代の読書家として知られるライフネット生命会長の出口治明氏が書いた『の「使い方」』。このは単なる読書ではなく、人生における知の楽しみ方のと言える。 1万冊読んだ人だから言えること 書籍のジャンルの中で、「読者」をテーマにしたものは数多く出版されていますが、これほど読書質に迫る書籍はなかったのではないでしょうか。ライフネット生命会長の出口治明さんが書かれた『の「使い方」』です。 サブタイトルには「1万冊を血肉にした方法」とさり気に書かれていますが、1万冊とは尋常ではありません。50年(著者は64歳)で換算しても年間200冊。つまり週4冊ペースの読書を50年にわたって続けてこられたことになります。 しかも、その読書スタイルが半端ない。速読はしない。1行たりとも読み飛ばさない。読書は著者との真剣勝負と位置づける著者は、人の話しを聞くように書籍と対峙する、と言います。寝っころがって人

    読書とは知識を吸収するためのものではなく知識の体系を築くためのもの | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
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    frasca 2014/09/20
  • 経営とは、マーケティングそのものである「マーケティング後進国」日本に必要なこと——ネスレ日本代表取締役社長兼CEO・高岡浩三 | マーケティング|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    アル・ライズ ライズ&ライズ共同経営者 インディアナ州のデポー大学を卒業。ジャック・トラウトと共に、「アドバタイジング・エイジ」誌に連載した「ポジショニング時代の到来」で注目され、現代マーケティングの第一人者として知られるようになった。 1994年、娘のローラ・ライズと共にコンサルティング会社Ries&Riesを設立し、現在に至る。主な著書に『ポジショニング戦略』(共著、海と月社)、『ブランドは広告でつくれない』(共著、翔泳社)などがある。 高岡浩三(以下、高岡) アル・ライズと娘さんのローラ・ライズとの共著『Rising PR Falling Advertise』(邦訳『ブランドは広告でつくれない』)です。書かれていたのは「もう広告には力がなく、PRが大事だ」という考え方です。マイクロソフトやデルコンピュータなどの世界的ブランドは、広告で確立されているのではなく、ニュースで消費者を惹きつ

    経営とは、マーケティングそのものである「マーケティング後進国」日本に必要なこと——ネスレ日本代表取締役社長兼CEO・高岡浩三 | マーケティング|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 楽天、フジテレビも注目するCVCとは何か? 入門コーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC) 【第1回】 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    早稲田大学ビジネススクールの教授陣がおくる人気連載「早稲田大学ビジネススクール経営講座」。5人目にご登場頂くのは、金融仲介論と企業金融がご専門の樋原伸彦准教授だ。いま日でも注目を集めているコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)について考える。 日企業も実感するCVCの重要性 楽天、フジテレビ、TBSが同じ種類の子会社を作っている。これらの企業が、いまほぼ同時に同じ方向に舵を切り始めたのは決して偶然ではない。これらの子会社は、いわゆるコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)と言われるものである。2006年のライブドア・ショック当時から言われていたテレビとネットの融合にとどまらず、これら日のメディア企業、 IT企業も、今更ながら自社だけでビジネスを大きく展開することの困難さに気づきつつあるのだ。周回遅れながら、日企業もようやくCVCの必要性を痛切に感じ始めている。 写真を

    楽天、フジテレビも注目するCVCとは何か? 入門コーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC) 【第1回】 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
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    frasca 2014/09/17
  • マーケティングのスキルがビジネスパーソンのマストアイテムとなる時代 | マーケティング|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    これから10年、企業内でマーケティングの位置づけは確実に変わると思われる。マーケティングがマーケティング部門に収まらない時代に、企業とマーケターはどのような変化が求められるのか。 これから10年、マーケティングが変わる3つの要因 2020年の東京オリンピックの開催が決まって以来、「2020年」という年は、近い将来を思い描くメルクマークの年となっています。遠いようで近い、いまから6年後の世界です。 6年前と言えば、ちょうどTwitterとFacebookが日に上陸した年です。これらに加えてLINEを含めたSNSはいまや消費財マーケティングでは欠かせないコミュニケーションツールとなっていますが、6年間の変化には驚くばかりです。 これから10年先を思い描いた時、企業においてマーケティングの位置づけは大きく変わることは間違いないように思われます。誌の最新号では、これからのマーケティングのあり方

    マーケティングのスキルがビジネスパーソンのマストアイテムとなる時代 | マーケティング|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • なぜフィリップ・コトラーは80歳を超えてなお、新しい概念を提唱できるのか | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    今日のマーケティングの礎を築いたフィリップ・コトラーは数々の教科書を出版してきた。この一連の著書を見ると、コトラーが偉大なマーケティング学者だったばかりか、偉大なマーケターだったことがわかる。9月に東京で開催されるワールド・マーケティング・サミットが開催されるのを記念し、コトラーが在籍するノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院の卒業生が、コトラーの業績を語る。 アカデミアの価値観vsビジネスの価値観 コトラーの真価はどこにあるのか、また、それを生み出しているのはどんな行動原理・人格なのかを筆者の思い出とともに語ってみたい。 最近、STAP細胞問題で話題になったが、他人が書いたものをあたかも自分が書いたもののようにコピペをすると「剽窃」という大犯罪になるのがアカデミアの掟である。 その背後には、「どれだけオリジナルな発見や概念提示があったかが何より重要である」というアカデミズムの価値観があ

    なぜフィリップ・コトラーは80歳を超えてなお、新しい概念を提唱できるのか | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 経営学の発展の歴史は経営者による挑戦の歴史である | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    ポーターやドラッカーなどマネジメントの大家とともに経営の進化がもたらされてきた。しかしよく見ると経営学の発展の歴史は、経営者の挑戦の歴史とも言い換えられる。 スープストックのビジネスモデルとは 先日、弊誌読者の交流会が開催され、ゲストにSoup Stock Tokyoでお馴染みのスマイルズ社長・遠山正道さんにお越しいただきました。遠山さんのビジネスモデルに対するお考えは、ご著書のタイトル『やりたいことをやるというビジネスモデル』というタイトルの通り実にユニークです。当日のイベントでも遠山さんは、「3C分析(競合・自社・市場分析)なども、やりたいことに確信がもてれば、あとからどうにでもなるんです」とお話しされました。その事業への強い思いが、独自のビジネスを切り開いてきたカギなのでしょう。会場にいた参加者も、勇気をもらったという声が多く聞かれました。 遠山さんのお話しのユニークなところは、「ビ

    経営学の発展の歴史は経営者による挑戦の歴史である | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • コトラーは最高のマーケティング学者であるとともに最高のマーケティング戦略家 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    今日のマーケティングの礎を築いたフィリップ・コトラーは数々の教科書を出版してきた。この一連の著書を見ると、コトラーが偉大なマーケティング学者だったばかりか、偉大なマーケターだったことがわかる。9月に東京で開催されるワールド・マーケティング・サミットが開催されるのを記念し、コトラーが在籍するノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院の卒業生が、コトラーの業績を語る。 「経済学者や経営学者の中で、事業家に転じて名経営者になった者はいない」、「まともに経営ができている経営学部はない」などと紺屋の白袴であることが当たり前のように言われる。しかし、そのような中でもコトラーは、自らのマーケティング戦略を、見事に実行してきた希有な例と見ることができる。 消費経済学でなくマーケティング ポジショニングとは、消費者の頭の中にいかに自分の商品を位置づけるか、ということだ。通常、消費者はその商品を自ら勝手に自分の

    コトラーは最高のマーケティング学者であるとともに最高のマーケティング戦略家 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 「ぶっちゃけ、経済学は経営学を下に見ている」なぜ経営学と経済学の議論は噛み合わないのか 早稲田大学ビジネススクール准教授・入山章栄×立命館大学経営学部国際経営学科准教授・琴坂将広 | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    入山 章栄(いりやま・あきえ) 早稲田大学ビジネススクール 准教授 1996年慶應義塾大学経済学部卒業、98年同大学大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で主に自動車メーカーや国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2003年に同社を退社し、米ピッツバーグ大学経営大学院博士課程に進学。2008年に同大学院より博士号(Ph.D.)を取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネス・スクールのアシスタント・プロフェッサー(助教授)に就任。2013年から現職。専門は経営戦略論および国際経営論。主な著書に『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)がある。 入山 視野は広がったと思います。経済学サイドの人の全員ではないけど、その一部は、ぶっちゃけ経営学を下に見ているところがあると思うんですよ。でも、それだけのものが経済学にはある。非常に体系化された、よ

    「ぶっちゃけ、経済学は経営学を下に見ている」なぜ経営学と経済学の議論は噛み合わないのか 早稲田大学ビジネススクール准教授・入山章栄×立命館大学経営学部国際経営学科准教授・琴坂将広 | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • マネジャーとして優秀な人とリーダーとして優秀な人は違う | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    経営者に必要なのは、リーダーシップとマネジメント力。しかしこの両者を兼ね備えるのは難しく、日の経営者にはリーダーシップに欠ける人が多い。なぜ、日の経営者にリーダーシップが欠けるのか。それは企業の人事制度の問題でもあるのではないか。 経営者の仕事とは何か 随分昔に読んだですが、ヘンリー・ミンツバーグの『マネジャーの仕事』というがあります。このでミンツバーグは、実際に経営者と呼ばれる人はどのような仕事に時間を取られているか、分刻みで調べます。そこでわかったことは、意思決定などの重要な仕事よりも、会議や打ち合わせなど、多種多様なコミュニケーションに時間を取られているということです。斯様に経営者の仕事は多岐にわたり、それが「忙しい」と言われる所以です。 最近お会いしたトップの方々からたて続けに聞く言葉が「経営者は大きな目標を掲げる」ということです。日電産の永守さんやソフトバンクの孫さん

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  • コトラーのマーケティング教科書で日本企業が読み落とした個所はどこか | マーケティング|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    でも人気のマーケティングの父と言われる、フィリップ・コトラー教授。その膨大な書籍の中で、日企業がもっとも読むべき個所はどこだろうか。9月に東京で開催されるワールド・マーケティング・サミットが開催されるのを記念し、コトラーが在籍するノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院の卒業生が、コトラーの業績を語る。 STPこそコトラー理論 フィリップ・コトラー人によるマーケティング理論とは何か、という問いに対して、4Pもマーケティング・ミックスも人の理論ではないと前回述べた。では人の理論は何なのか。その答えは、おそらく「STP」と言ってよいであろう。STPとはセグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングの頭文字である。 今でこそ、セグメンテーションの考えは当然となっているが、マーケティングの歴史の中では、マス・マーケティングの時代が長く続いた。古くはT型フォード(1908年発売)や、コ

    コトラーのマーケティング教科書で日本企業が読み落とした個所はどこか | マーケティング|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
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    frasca 2014/08/29
  • デジタルの時代こそマーケティングの基本を学べ――経営コンサルタント&作家・神田昌典 | マーケティング|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などの台頭によって、マーケティングを取り巻く環境は大きく変わった。データを分析しさえすれば成果は上がるとも思われるが、デジタル時代のいまだからこそ、フィリップ・コトラー教授が説くマーケティングの基礎を学ぶべきだと神田昌典氏は語る。神田氏のインタビュー後編。 コトラー教授のメッセージに勇気をもらった ――コトラー教授の最近の考え方で心に響いたものはありますか。 神田昌典(以下、神田) どれも気づきがあります。企業とNGOとの提携や企業の社会的責任、ベンチャー企業に関することも書かれていますよね。それだけでも、常に戦略を描き直さなければいけないといことがわかります。 ――近年、マーケティングと企業の社会貢献をつなげようと活動されています。 神田 その影響は企業にとっても大きいでしょうね。企業が新しい環境に適合していくための指針と自信を与えてくれた

    デジタルの時代こそマーケティングの基本を学べ――経営コンサルタント&作家・神田昌典 | マーケティング|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 部下のタイプを見誤れば目標設定はマイナスに作用する 組織の活性化に必要な「見極める力」【第2回】 | チームマネジメント|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    仕事をする上で、上司が部下の目標設定をする場面は多くある。しかし、部下のタイプによって目標設定のやり方を変えなければ、ともすると目標設定をしたことがマイナスに働くこともある。部下を育てるための「目標設定」には何が欠かせないのか考える。 なぜ明確で困難な目標が必要か 写真を拡大 竹内規彦(たけうち・のりひこ) 早稲田大学ビジネススクール准教授。 愛知県名古屋市生まれ。2003年名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程修了。博士(学術)学位取得。東京理科大学経営学部准教授、青山学院大学大学院経営学研究科(戦略経営・知的財産権プログラム)准教授等を経て、2012年より現職。 組織行動学・人材マネジメント論を専門とし、国内外の主要学会にてベストペーパーアワード等を多数受賞。米国Association of Japanese Business Studies前会長。 前回は、星野リゾート社長、星野佳路

    部下のタイプを見誤れば目標設定はマイナスに作用する 組織の活性化に必要な「見極める力」【第2回】 | チームマネジメント|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
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    frasca 2014/08/26
  • 「マインドフル・リーダーシップ」のすすめ | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    「マインドフルネス」とは、「いまこの時」に向き合うことで状況や全体像、変化を敏感にとらえる行為だ。ビジネス界では以前からその効用が注目され、2012年にはダボス会議で初めて取り上げられた。誌2014年9月号の特集「一流に学ぶハードワーク」に合わせ、HBR.ORGのマインドフルネス関連記事を4回にわたってお届けする。第1回は、この分野における第一人者エレン・ランガーがリーダーシップとマインドフルネスの関係を説明する。 「マインドフルネス」の対極である「マインドレスネス」は、どの組織にとってもマイナスである。それはリーダーシップに関する疑わしい前提を生んできた。具体的には、①リーダーは信頼に足る特別な能力と知識(一般に「リーダーシップ・コンピテンシー」と呼ばれるもの)を持っている、②人々は目標を達成するために、リーダーに率いられる必要がある、という前提だ。 「マインドフルネス」とは、新しい物

    「マインドフル・リーダーシップ」のすすめ | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
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    frasca 2014/08/25
  • 良質なマーケティング理論は世界を読み解くメガネになる――経営コンサルタント&作家・神田昌典 | マーケティング|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    来たる9月24日・25日、現代マーケティングの父・フィリップ・コトラー教授が設立した「ワールド・マーケティング・サミット」が日で初めて開催される。世界的マーケターの来日を記念して、彼らと縁のある日人識者がその魅力を紹介する新連載がスタート。第1回と第2回は、経営コンサルタントであり作家の神田昌典氏がコトラー教授について語る。 25年前の教科書をいまも捨てられない ――神田さんがフィリップ・コトラー教授を初めて知ったきっかけを教えてください。 神田昌典(以下、神田) 私がペンシルベニア大学ウォートンスクールに入学した時です。その時は24、25歳だったので、すでに25年前ですが、コトラー教授を知らない人は誰もいない状況でした。神様のような存在です。マーケティングは必修科目の一つだったんですね。当時の私にはマーケティングという概念がありませんでしたが、その授業で指示されて、買うことになったの

    良質なマーケティング理論は世界を読み解くメガネになる――経営コンサルタント&作家・神田昌典 | マーケティング|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 堅実な「リスク回避型」の人が、危険なリスクテイカーに変わる時 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    モチベーション科学で「予防焦点型」に分類される人は、慎重に仕事を進め、損失回避に努める。だがこれは、あくまで「平時での話」。恐ろしいことに、いざ危機や損失が発生すると、逆にリスクを厭わなくなるというのだ。危機管理への教訓となる研究結果を報告する。 人間は一般にリスクをあまり好まない。ノーベル賞を受賞した心理学者ダニエル・カーネマンはこう書いている。「ほとんどの人は、150ドル獲得できるという期待よりも100ドルを失う恐怖のほうに強く心を動かされる。[エイモス・トベルスキーと私は]数多くの観察結果から、『損失は利得よりも大きく見える』ため、人間は損失を強く嫌うという結論に達した」 損失を嫌うという現象を裏付ける証拠はたくさん挙げられている。しかしカーネマン自身がこの傾向を説明するにあたって「ほとんどの人は」としており、「すべての人」とは言っていないことに注意しよう。コロンビア大学のトーリー・

    堅実な「リスク回避型」の人が、危険なリスクテイカーに変わる時 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
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    frasca 2014/08/19
  • コンサルティング業界にクリステンセン氏が言う「破壊的変化」は起こらない BCG会長ハンスポール・バークナー氏に聞く | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    手の内が見えにくく、変化への対応も俊敏であったが故に、コンサルティング業界は長らくの間、製造業その他に起きたような破壊的変化の脅威を免れてきた。しかし、クリステンセン氏が2013年10月にHBRに寄稿した“Consulting on the Cusp of Disruption”(邦訳DHBR2014年4月号「コンサルティング業界は変われるか」)によると、知識の普及とオープン化が進むにつれて、その優位性は脅かされつつあり、コンサルティング業界も破壊的変化に見舞われるという。ボストン コンサルティング グループ会長のハンスポール・バークナー氏に、クリステンセン氏の論考に対する見解を聞いた。 いま起きている変化は、コンサルティング業界を豊かにする 写真を拡大 ハンスポール・バークナー (Dr. Hans-Paul Bürkner) ボストン コンサルティング グループ会長。2003年に、欧州出

    コンサルティング業界にクリステンセン氏が言う「破壊的変化」は起こらない BCG会長ハンスポール・バークナー氏に聞く | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 西洋の考え方、東洋の考え方その最も大きな違い | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    物事を個別具体的にとらえる欧米人と、大局的にとらえるアジア人。この思考様式の違いを意識することが、グローバル・チームのマネジメントでは重要になるという。 ある金曜日、私はパリで講義をしていた。中国人のCEOたちを相手に、午前中はヨーロッパ人とうまく仕事をする方法について教えた。午後になって、私は彼らにこう尋ねた。「このケーススタディでは、チーム内で対立が生じた時の人々の姿勢はさまざまです。ここでチームリーダーが取るべき手段は何でしょうか?」 笑顔が魅力的で小鳥を思わせる女性、リリー・リーが手を挙げた。彼女はハンガリーで2年間会社を経営してきた。「我々にとって、ヨーロッパで信頼関係を築くのはとても難しいです。ハンガリー人は、人間関係を深めるための時間を中国人ほど多く使わないので」 私はいささか面らった。私が尋ねたのは対立についてで、信頼関係についてではなかったからだ。誤解されたのだろうか。

    西洋の考え方、東洋の考え方その最も大きな違い | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
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    frasca 2014/07/30
  • 世界中のIT企業がこぞって欲しがるインド工科大学(IIT)の学生とは【第1回】 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    いまや技術者の獲得をめぐるグローバル競争は激化しており、最も市場で注目を集めているのがインドだ。IT業界でのインド系技術者の台頭には凄まじいものがある。そのインドで最高峰の技術者を排出しているのが、インド工科大学(IIT)である。アジアで日企業の採用活動に携わる著者が、知られざるIITの実態を紹介する。 初めまして、宮武周平と申します。リクルートキャリアで、日企業のグローバル採用に関わるプロジェクト(WORK IN JAPAN)を行っています。アジアを中心に飛び回り、さまざまな地域の人たちと出会い、熱意と夢で溢れたアジアの人たちに「はたらく機会」を、日企業に「無くてはならないグローバル人材との出会い」を提供する仕事です。 そんなアジアを飛び回る中で出会った魅惑の国の1つが「インド」です。いまやIT業界でインドは無視できないほどの存在感を見せています。元々高い数学の能力を兼ね備えている

    世界中のIT企業がこぞって欲しがるインド工科大学(IIT)の学生とは【第1回】 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
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    frasca 2014/07/25
  • イノベーションにどう「制約と自由」を設けるべきか | イノベーション|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    イノベーションは場当たり的・総花的な実験ではなく「規律ある取り組み」にせよ、と再三強調するアンソニー。その方法の1つとして、新規事業にどんな制約を設け、どんな自由を与えればイノベーションの実現に近づくかを説く。 大企業で成長戦略を担当する幹部たちが直面している最も重大な課題の1つは、イノベーションの取り組みに対して、どのような制約を課すべきかを決めることだ。総花的で制約を設けない取り組みは気分がいいかもしれないが、往々にして進むの方向がばらばらになってしまう。他方、不適切な縛りを設けることのリスクも研究で実証されている。誤った制限を課している企業は、競争の仕組みを変えようとする破壊的な新興企業に対して脆弱なままだ。では、イノベーションを促進する、または台無しにする制約とはどのようなものだろうか。 我々イノサイトは通常、2つの主要な制約を設けることを企業に提言している。第一に、自社にとって有

    イノベーションにどう「制約と自由」を設けるべきか | イノベーション|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 消費者を知りたければ何人の声を聞くべきか | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    いまやマーケターにとって最も大きな課題は消費者インサイトの発掘と言える。消費者も知覚できていない、潜在的なニーズはどのようにすれば発掘できるのか。 世間の動きを知るには、より多くの人の意見を聞くべき。これが世論調査の前提です。内閣支持率を知るには、「現政権を支持するか」という質問を100人ではなく1000人にした方がより国民の総意に近い結果が得られると考えるのは自然です。サンプル数が多くなればなるほど、真実に近い結果が得られると考えます。 マーケティング・リサーチも同様の考えで進化してきました。大規模なアンケート調査を製品開発やネーミングの段階で実施する企業も珍しくありません。 ところが、このような定量調査に対し定性調査の価値が注目されるようになったのは、いまから10年ほど前からです。当時、心脳マーケティングの大家、ジェラルド・ザルツマン教授が来日し講演をされました。そのとき聞いた話が忘れ

    消費者を知りたければ何人の声を聞くべきか | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー