8月28日、エジプトのマンスール暫定大統領は、大統領に忠誠を誓う軍の宣誓を修正する法令を発布した。写真は7月、カイロで撮影(2013年 ロイター/Amr Abdallah Dalsh) [カイロ 28日 ロイター] - エジプトのマンスール暫定大統領は27日、大統領に忠誠を誓う軍の宣誓を修正する法令を発布した。専門家らは、エジプト軍が文民統制に従わず、独立した機関であると明確に意思表示したものとみている。 法令によると、宣誓文から「共和国の大統領に忠誠を誓う」との文言を削除し、「指導部の命令を遂行」することを誓うと修正された。エジプト軍の報道官はロイターに対し、「変更は前向きなものであり、このように変更されることで、個人ではなく指導部への忠誠を意味する」と説明した。