新設されたテクノラボコーナー。ヘリコプターなどの特徴をタッチパネルで見ることができる=神戸市中央区波止場町、カワサキワールド 川崎重工業の企業博物館「カワサキワールド」(神戸市中央区)に24日、新コーナー「TECHNO-LAB」(テクノラボ)がオープンする。同社が手掛ける飛行機や船などに生かされている技術や特徴を、イラストや動画で解説する。 専用画面で「空の乗り物」「陸・海の乗り物」「エネルギー施設」「機械」の4部門11製品を紹介。旅客機では、胴体部分などを手掛ける米ボーイングの中型機「787」を例に、素材に鉄よりも軽くて強い炭素繊維の複合材を多く使うことで、機体の軽量化や機内を地上に近い気圧に保っている特徴を取り上げた。 画面はタッチパネルで自由に操作でき、説明の後にクイズに挑戦。ほかに、液化天然ガス(LNG)運搬船や双腕ロボットの仕組みも解き明かしている。 同博物館の入り口もだまし絵に