「YouTube大学」問題にどう向き合うか? 「中田敦彦のYoutube大学」がフェイク情報を拡散していると先月半ばに問題となりました。イスラム教に関する解説動画に誤りが含まれていたことを皮切りに、相次いで専門家から”ツッコミ”が入る事態となりました。仮に「YouTube大学」の動画が専門家の目に止まらなければ、今でも問題も表面化しなかった可能性すらあります。 私たちが「YouTube大学」をいつの間にか権威のある媒体と信じ込んでしまった背景には、どのような要因があるのでしょうか。 結論からいえば、「Youtube大学」は私たちを取り巻く情報をどう目利きしていくかという大きな問題の一角に過ぎないのです。そこで今回は、私たちが情報を正しく受けとるためにこの問題をどう考えていけばよいか検討していきたいと思います。 読解力”過去最低”の衝撃 そもそも、情報の目利きには、物事の知識そのものではなく
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