図書館のOPACなどで書影の利用が可能なopenBD 版元ドットコムは,書誌情報・書影を出版業界各所やインターネットで発信して,制作・発売した本の販売促進に役立てようと2000年に30社ほどで発足した,中小出版社の業界団体である(現在約240社が加盟)。 2017年1月に,図書館横断検索サービスの株式会社カーリルと協業して「openBD」(オープン・ビー・ディ)という,書誌情報・書影のAPI提供サービスを始めた。出版社の発信した書誌情報・書影の収集を版元ドットコムが行ない,高速なAPIを提供するシステムの開発をカーリルが担当している。 ●openBDがAPIで配信する書誌情報・書影の種類と統計 現在,版元ドットコムが保持して,openBDに橋渡ししている情報は次の通りである(2017年5月30日現在)。 書誌情報 97万623タイトル 書影 50万634タイトル 掲載出版社 2万9,547
2017年3月12日2018年8月13日 2017年3月6日 「マイナンバーカード」を図書館カードとして使用することについて慎重な検討を求めるアピール 図書館問題研究会全国委員会 現在、総務省などの働きかけにより「個人番号カード」、通称「マイナンバーカード」を図書館カードとして利用しようとする動きが強まっている。私たちは、マイナンバーカードを図書館カードとして利用することは、図書館利用者にとってのメリットが少ない半面、導入に付随して発生する問題が多いため適切でないと考える。住民・図書館利用者にとってサービス向上につながるのか、図書館運営における各種の問題を克服しているか、導入コストがメリットに比して妥当か等、多くの検討すべき問題がある。私たちは、全国の公共図書館、自治体に、図書館現場の声を取り入れてこれらの問題を慎重に検討し、対応するよう呼びかける。詳細は以下を参照されたい。 1. 経
佐賀県武雄市で実施されているICT教育の第1次検証報告会が6月9日、東洋大学(東京・文京区)で開かれた。2014年度に行われた、タブレットを使ったスマイル学習(武雄式反転授業)、プログラミング教育などの効果を東洋大学現代社会総合研究所が検証し、代表の松原聡氏らが報告した。報告書(PDF)は武雄市教育委員会がウェブサイトで公開している。 報告会では、タブレットを使った反転授業が成績向上に寄与した可能性があることや、プログラミング教育が、プログラミングの基礎習得だけでなく、さまざまな場で活用できる力につながっており、自ら意欲的に学ぼうとする力の伸長に効果的だったことなどが成果として挙げられた。 武雄市長の小松政氏は「市長会メンバーのICT教育への関心が高まっている。どのような結果が出るのか、検証を楽しみにしていると言われたこともある。(武雄市の取り組みと効果の検証は)全国の教育にとって価値のあ
面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて] New York Public Library Reading Room By Travis Wise (CC BY) ニューヨーク市は、1万台の公衆電話を無料Wi-Fiホットスポット化する「LinkNYC計画」を発表したばかりだが、続いて、公共図書館がワイヤレスホットスポット、日本でいうモバイルルーターの無料貸し出しサービスを2014年12月に始めた。主に低所得などで自宅にインターネット環境のない市民が対象で、グーグルからの100万ドル、NPOなどからの50万ドルの寄付とスプリントの協力を得ている。 エンパイアステートビルから数ブロック北のニューヨーク公共図書館等では、従
東日本大震災から間もなく4年が経とうとしていますが、そんな中、図書館と関わって生きている私なりの答えとして「海辺の図書館」という取り組みを始めようと思っています。 というメッセージと共にお知らせのメールを頂戴しました。 去年かな、お会いしたときもまだ向き合うのが辛いようなお話をされていた記憶があります。その中で、この取り組みをする決断をされたのは、大きな一歩なのかと思いました。心から応援します。 ぜひ周りの皆さんにお話ししていただいたり、SNS等でこの取り組みを話題にしていただけると嬉しいです。 とありましたので、早速ブログで紹介させていただきます!11月24日は九州におり参加することが叶いませんが、次の取り組みに都合が合えばはせ参じたいです。 皆さまも、よろしければこのブログをシェアしていただいたりツイッターでつぶやいて応援をしてください。
OCLCが、2014年10月21日の午後1時から2時半(米国東部標準時)に、ウィキペディア上での図書館の可視性を高めるための方法を学ぶウェビナー(ウェブ上のセミナー)“Webinar: Wikipedia and Libraries: Increasing Your Library’s Visibility”を開催するとのことです。 OCLCのknowledge base APIとWikipediaのスクリプトの使用方法等が話題となるようです。 このウェビナーの録画は、10月後半に下記のページで公開を予定しているとのことです。 Webinar: Wikipedia and Libraries: Increasing Your Library’s Visibility(OCLC) http://www.oclc.org/research/events/2014/10-21.html 参照:
MOOCを活用した図書館での大学レベルの学習機会の提供 MOOCとは,大規模公開オンライン講座の総称である(CA1811参照)。大学レベルの講義動画をウェブ上に公開することで,どこでも,誰でも,無料で受講できる。しかしまだ課題はある。無料とはいえ受講するにはコストがかかるのである。それは,ウェブに接続するコストや受講機材を手に入れるコスト,機材を使うスキルを習得するコストである。これらのコストが学びの障壁となっている。 この課題の解決には,図書館が受講環境を提供することが有効ではないか。誰もが自由に利用できる図書館(特に公共図書館)では,多くの場合,ウェブ上の情報を閲覧できるよう,インターネット回線や閲覧用のPCを提供している。そこでMOOCを提供すれば,ウェブに接続できない人も,PCを用意できない人も,大学レベルの講座を受講できる。また職員による機器操作支援も受けられる。しかも図書館には
johokanri.jp 2019 Copyright. All Rights Reserved. The Sponsored Listings displayed above are served automatically by a third party. Neither the service provider nor the domain owner maintain any relationship with the advertisers. In case of trademark issues please contact the domain owner directly (contact information can be found in whois). Privacy Policy
コラムを担当することになったと知人に話したら、是非図書館システム(コンピュータシステム)の歴史について触れてほしいと要望がありました。 今回は図書館システムの歴史についてエピソードに触れながらお話しします。記述の年代は私の関わった図書館を基にしましたので、実際は数年のずれがあるかもしれません。ご了承ください。 図書館システムのコンピュータ化の歴史は古く、1970年代には既にシステム化されていました。 私が関わっていたシステムの原型は、外資系のハード(ハードウェア)だったため、日本語辞書の構築に大いに苦労したと聞いています。 日本の図書館システムは、アメリカと比べると、蔵書管理システムより貸出システムとしてスタートしました。いまでこそ、小さなサーバになりましたが、当時のハードは汎用機を使っていて、とても高価で、ソフト(ソフトウェア)は「ハードのおまけ」みたいな時代でした。 1980年代に入る
Library Journal誌に、図書館のTwitterのレベルをあげるための10のルールを示した記事が掲載されていました。執筆者は、“The Library Marketing Toolkit” の著者であるNed Potter氏です。 以下の10点が説明付きで示されています。 1. あなたの図書館についてツイートするのは4回に1回の割合にする。 2. ツイートを分析する。 3. マルチメディアをツイートする。 4. よりたくさんの写真をツイートする。 5. 大事なことは4回ツイートする。 6. ハッシュタグを使う。(使いすぎない程度に) 7. 質問する。 8. リツイートされるようにする。 9. ツイッターのアカウントを色々な場所にはりつける。 10. 落とし穴にはまらない。 10 Golden Rules To Take Your Library’s Twitter Account
成田市立図書館*1でシステム構築委託の公示が出ていたのに、今頃気づいた。 第6次図書館システム構築委託 平成24(2012)年1月17日(火曜日)公示 成田市立図書館と言えば色々面白いWebサービスをしているところ*2。さぞや面白いに違いないと眺めたら、案の定なかなかすごい。 技術には疎い自分だが、興味深く感じた点をいくつかメモ。 まず、仕様書が盛りだくさん。圧縮ファイル5つの中に、帳票設計から機能要件からハードウェア要件から、ネットワーク構成図に契約終了時のデータ返還の規定に至るまでぎっちり詰まっている。技術に疎い自分には、仕様書そのものの出来がいいのかどうか本当には分からないのが残念だが、必要なものがかなり揃っているという印象を受ける。第一、公示の時点でここまでWebに掲載しているケースはあまりない気がする。 ドキュメントを見ていく。募集要項の最初の方に、「システムに求められる効果予測
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く