▽国立国会図書館関西館で19日 金閣寺の金箔の量は? 寺子屋の授業料は? 全国の図書館に日々寄せられる疑問とその回答を国立国会図書館関西館(精華町)がデータベース化を進める「レファレンス協同データベース事業」。そうした図書館に集まるデータの活用方法について議論するフォーラム「つながる図書館の情報サービス~『調べる方法』の公共性」が19日、同館で開催される。 同事業の公開は2005年に始まった。フォーラムは今回で11回目。「金閣寺の金箔(きんぱく)はどのくらいの量が使われているのか」「江戸時代、寺子屋の授業料はいくらか」といったあらゆるジャンルの質問が寄せられ、データベースには現在約14万件の問答などが収録され、うち約8万件を一般でも閲覧することができる。 フォーラムは2部構成。1部では、ザ・ハフィントン・ポスト日本版記者の猪谷千香さんや国立情報学研究所の大向一輝准教授、青山学院大教育