トップアスリート然り、運動神経が良い人は頭も良いという話を聞いたことがある。誰が言ったか知らないが、この通説を裏付ける調査結果が届いたのでご紹介しよう。米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のLauren B. Raine氏らのグループは9歳~10歳の子ども48名を対象にある実験を行った。 被験者の子どもたちの半数は、エアロビクスのテストで高得点をマークしたトップ30%の中から、残りの半数はもっとも下手だった30%から選抜された。彼らには偽の地図に載っている地名や場所を覚えてもらいテストを実施。すると運動を得意とする健康的な子どもの方がテストの結果が良かったという。またエアロビが得意な子どもと不得手な子どもの差は、テストと学習が交互に行われるという学習スタイルのときよりも、最初に1人で勉強しているときに特に顕著にあらわれたという。 1人で黙々と勉強するよりも、学習とテストを交互に組み合わせ