2014年、生誕100周年を迎える「ムーミン」シリーズの生みの親、トーベ・ヤンソン。これを記念し、フィンランドの国立・アテネウム美術館(ヘルシンキ)で開催される大回顧展の一部が、日本を巡回する。 この展覧会では、生涯通して挑戦し続けた油彩画や、「不思議の国のアリス」などの挿絵(ドローイング)、資料写真など約200点を展示。代表作「ムーミン」の原画のほか、初期作品やほかの著名な業績も紹介され、児童文学作家・挿絵画家としての知られざる一面が垣間見える。 さらに日本での展示では特別に、トーベが64年から91年までほぼ毎夏を過ごしたという「夏の家」の実物大再現モデルが登場。フィンランド湾にある孤島、クルーヴ島に建てられたというこの小屋からは、当時アーティストとして世界的に活躍していた彼女の、生きていたにおいを感じ取れるはず。 【開催概要】※変更の可能性あり。 ■横浜会場 2014年10月23日(木