世界的な建築家安藤忠雄さん(75)が手掛けた建築物の模型作品などを集めた「安藤作品展示室(仮称)」が来年秋、兵庫県立美術館(神戸市中央区)にオープンする。安藤さんが自ら設計を手掛け、延べ床面積735平方メートルの建物を同館敷地に増築。「光の教会」(大阪府茨木市)や「淡路夢舞台」(淡路市)など、代表作の模型やスケッチ27点を展示する。 県立美術館は安藤さんが設計し、阪神・淡路大震災の復興のシンボルとして、2002年に開館した。オープンから約15年が経過し、新たな集客の目玉として同展示室のアイデアが浮上した。 増築費用はすべて安藤さん側が負担する。鉄骨鉄筋コンクリート造り3層の建物で、展示棟とギャラリー棟の間にあるスペースに造る。 同館では、既に安藤さんの建築作品模型など16点を展示しているが、新たに現代美術館「プンタ・デラ・ドガーナ」(イタリア)、「表参道ヒルズ」(東京都渋谷区)などの模型1
![神戸新聞NEXT|文化|県立美術館に「安藤建築」展示館 模型など一堂に](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2711a864585d043e59e14fc47e3d8145f81ddc38/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.kobe-np.co.jp%2Fcommon%2Fweb%2Fimg%2Fkobe-np.png)