東京美術より刊行となった『ポーランド・ポスターの光彩』を読んでみました。 『ポーランド・ポスターの光彩: 神奈川県立近代美術館所蔵』 籾山 昌夫 (著) 東京都庭園美術館で開催中の「キスリング展」。「モンパルナスのプリンス」と呼ばれエコール・ド・パリを代表する画家として活躍したキスリング(1891-1953)ですが、元々はポーランドの古都クラクフが故郷です。 また女性画家タマラ・ド・レンピッカ(1898-1980)も同様にポーランド出身です。Bunkamuraの「レンピッカ展」懐かしいですね。 一見日本と関わりのないように思えてその実文化面でかなり大きな影響を受けている国がポーランドなのです。 ヤン・ムウォドジェニェツ《ピランデルロ すべて前よりよし》1973年 神奈川県立近代美術館では、1975年と1980年にポーランドのポスターをまとめて紹介する展覧会を早い段階から開催しています。 当