獣医学という視点で見ると、 太平洋戦争までは馬の時代であった。軍用馬というものが国にとって重要な動物で、職業としてそれに従事する人も多くいた。 戦後は馬から牛の時代になった。食糧生産としての乳牛や肉牛の需要が大きく伸びた。おかげで人々の食生活も大きく向上した。 高度成長期から犬猫の時代になってくる。だいたい昭和40年代あたりからだ。 経済的に豊かになるとどこの国でもペットを飼う人が増えてくるのだ。 さらに少子化が始まり子供の数より犬猫の数が多い状況になると、それに関わる人もどんどん増えてくる。 関心を持つ人が増えるということは、それについての情報も集まり思考も進む。 職業としても新たなサービスも登場してくる。 どんな職業が出てきたか挙げてみる。 犬猫の獣医師 動物の看護アニマルテクニシャン 犬の理容トリーマー 犬の訓練士 犬猫のペットショップ 犬猫の繁殖ブリーダー ペットフード販売業 ペッ