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scienceに関するgavのブックマーク (350)

  • ネアンデルタール人、現生人類到達前に描写的手法獲得か 研究

    ドイツ中部アインホルンヘーレの洞窟で見つかった、模様が刻み込まれているシカの骨。NLD提供(2021年7月5日公開)。(c)AFP PHOTO/NLD/ VOLKER MINKUS 【7月6日 AFP】山形の模様を刻み込んだ5万1000年前のシカの骨がドイツで見つかり、現生人類(ホモ・サピエンス)が中欧にたどり着くよりも早い時期に、ネアンデルタール人は独自の描写的手法を獲得していた可能性が出てきた。研究論文が5日、発表された。 模様が刻まれたシカの骨が発見されたのは、ネアンデルタール人が住んでいたドイツ中部アインホルンヘーレ(Einhornhoehle)の洞窟。英科学誌「ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューション(Nature Ecology and Evolution)」に論文を掲載した研究者らは、この模様に明らかな実用性はないが、絶滅したネアンデルタール人の創造性に新たな光を投げ

    ネアンデルタール人、現生人類到達前に描写的手法獲得か 研究
  • 東大など、「宇宙リチウム問題」の解決へ一歩前進

    東京大学(東大)は7月1日、推定値が観測値の3~4倍にもなってしまう「宇宙リチウム問題」において、「ビッグバン元素合成」において壊れやすいリチウム-7(7Li)の親核であるベリリウム-7(7Be)の生成量を減らす働きのある「7Be+中性子反応」の断面積測定を行い、これまで未測定であった7Li第一励起状態への遷移の寄与によって、7Liの推定値が1割ほど下方修正される可能性を示したと発表した。 同成果は、東大大学院 理学系研究科 附属原子核科学研究センターの早川特任助教、同・山口講師らと、イタリア国立原子核物理学研究所 - 南部国立研究所 (INFN-LNS)、韓国の成均館大学校からなる国際共同研究チームによるもの。詳細は、米天体物理学専門誌「The Astrophysical Journal Letters」に掲載された。 宇宙には、最初から92種類の天然の元素がそろっていたわけではない。ビ

    東大など、「宇宙リチウム問題」の解決へ一歩前進
    gav
    gav 2021/07/02
  • 恐竜は小惑星衝突前から衰退か 研究

    「恐竜最後の行進」と題されたホルヘ・アントニオ・ゴンサレス氏のイラスト。同氏提供(2021年6月29日公開)。(c)AFP PHOTO / JORGE ANTONIO GONZALEZ 【6月30日 AFP】恐竜絶滅の原因とされることが多い小惑星衝突の数百万年前から、恐竜が衰退していた可能性を指摘する研究結果が29日、発表された。研究では気候変動の影響を検証している。 【おすすめ関連記事】恐竜絶滅、小惑星の衝突角度は「最も致命的な」60度 恐竜を含む地球上の生物の4分の3が死滅したK-Pg境界(白亜紀と古第三紀の境)の大量絶滅を招いたのは、約6600万年前に現在のメキシコ・ユカタン(Yucatan)半島に衝突したチチュルブ(Chicxulub)小惑星だと考えられている。 だが、新たな研究は、恐竜の多くの種が小惑星衝突の1000万年前までに減少していた可能性を示唆している。 英科学誌ネイチャ

    恐竜は小惑星衝突前から衰退か 研究
  • リニアトンネル工事で大井川を渇水させない方法は無い事は中学校で習

    リニアの南アルプストンネルによる大井川渇水に就いてJR東海は「水量減少を最小限にする」と述べ、それを鵜呑みにして「なるべく水が出ない工事をするんだな」と考えている人がいるが、このJRの言い分は出鱈目な嘘である。以下その理由を述べる。 フォッサマグナ西縁を通る南アルプストンネルというと赤石山脈ばかりに注目が行くが、一番の問題点はフォッサマグナの西縁を通る事だ。しかも大深度で。 中学の地学で習ったフォッサマグナは大地溝で、州を縦に切って断面を見ると西縁が静岡~糸魚川、東縁が千葉~柏崎のU字溝の形をしていて、U字溝の中には富士山、白根山、浅間山、八ヶ岳、箱根などの新しい活火山が入っている。 なんでこんなものが出来たかというとプレートテクニクスと日海造盆運動に関係していて、太平洋プレートがユーラシア&北米プレートに巨大な力で押し付けられながら沈み込む際に日列島になる部分が大陸から離れる方向、

    リニアトンネル工事で大井川を渇水させない方法は無い事は中学校で習
  • 地球の海の変遷をたどる、数億年後はどうなる?

    メキシコのカリフォルニア湾に浮かぶエスピリト・サント島近くで泳ぐダイバー。カリフォルニア湾は、500万~1000万年前にプレートの移動でバハカリフォルニア半島が現在のメキシコから引き裂かれてできた。(PHOTOGRAPH BY THOMAS P. PESCHAK, NAT GEO IMAGE COLLECTION) ニューヨークにある米国自然史博物館には、暗闇のなか蛍光に輝く巨大な石板が展示されている。 鮮やかな色に心を奪われがちだが、この石板が貴重な理由はそれだけではない。およそ12億年前、今はもう消えてなくなった海の底で形成されたものなのだ。古代の海では、金属を豊富に含んだ物質が熱水噴出孔から噴き出し、海底に堆積して層を作った。この物質の成分がちょうどよい具合に混じり合った結果、堆積層は紫外線を当てると蛍光を発するようになったのだ。 かつて地球には、イアペトゥス海、レイク海、テチス海、

    地球の海の変遷をたどる、数億年後はどうなる?
  • 「クジラの言葉を理解するための研究」では一体何が行われているのか?

    マッコウクジラは人間の6倍という大きさの脳を有し、複雑な社会構造を持ち、「コーダ」と呼ばれるクリック音を使ったコミュニケーションと社会活動に多くの時間を費やしています。コーダは最短で10秒、長くて30分以上続くといわれていますが、クリック音を通してクジラたちがどのようなやり取りを行っているのかは、まだ謎に包まれています。そこでCetacean Translation Initiative(CETI)というプロジェクトでは、科学者によって「コーダを解読する」試みが行われています。 Cetacean Translation Initiative: a roadmap to deciphering the communication of sperm whales (PDFファイル)https://arxiv.org/ftp/arxiv/papers/2104/2104.08614.pdf Wi

    「クジラの言葉を理解するための研究」では一体何が行われているのか?
  • ケイ素と酸素の原始太陽系円盤での進化過程を岡山大が解明

    岡山大学は5月21日、「エンスタタイト・コンドライト隕石」に含まれる鉱物「コンドリュール」および「ユレイライト隕石」のケイ素と酸素の同位体組成分析を行うことにより、地球型惑星の約50%を構成するこれらの元素における、原始太陽系円盤での進化過程を明らかにしたと発表した。 同成果は、岡山大 惑星物質研究所・The Pheasant Memorial Laboratory(PML)の田中亮吏教授、Christian Potiszil助教、中村栄三教授(現・自然生命科学研究支援センター特任教授)らの研究チームによるもの。詳細は、米天文学会の国際学術誌「The Planetary Science Journal」に掲載された。 地球を含めて太陽系は約46億年前に誕生したと考えられている。ただし、最も古い岩石として知られるのはグリーンランドで採取された約38億年前のもので、プレート・テクトニクスや火山

    ケイ素と酸素の原始太陽系円盤での進化過程を岡山大が解明
    gav
    gav 2021/05/24
    "瞬間的な加熱によって蒸発。その蒸発によって生じたガスと、溶融したケイ酸塩メルトとの反応によって形成""始原的隕石の組成が、必ずしも惑星の化学組成をそのまま反映しているものではないと考えられる"
  • 124億年前の初期宇宙に渦巻き構造のある銀河を発見、アルマ望遠鏡が観測

    総合研究大学院大学(総研大)ならびに国立天文台は、アルマ望遠鏡の観測データの中から、これまでは楕円銀河になると考えられていた宇宙初期の時代に、観測史上最古となる渦巻き構造を持つ銀河「BRI 1335-0417」を124億年前の宇宙に発見したことを発表した。 アルマ望遠鏡が観測した、124億年前という観測史上最古となる渦巻き構造を持つ銀河「BRI 1335-0417」。同銀河に含まれる炭素イオンが放つ電波を観測した画像だ。中心部の明るいバルジの上下に渦巻き構造(腕)が見えている (c) ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), T. Tsukui & S. Iguchi (出所:国立天文台Webサイト) 同成果は、総合研究大学院大学の津久井崇史大学院生、国立天文台/総合研究大学院大の井口聖教授らの研究チームによるもの。詳細は、米科学雑誌「Science」誌に掲載されるにあたり、オンライン

    124億年前の初期宇宙に渦巻き構造のある銀河を発見、アルマ望遠鏡が観測
    gav
    gav 2021/05/24
    "内側は安定しているが外側が不安定という状況は、外部から大量のガスの供給を受けるとこのような状況になりやすいことが考えられるという。つまり、BRI 1335-0417に衝突したのは同格の銀河ではなく、もっと小さな銀河"
  • 星形成シミュレータ「STARFORGE」で計算された「星の誕生」が美しい - ナゾロジー

    史上最もリアルかつ高性能の星形成シミュレータ「STARFORGE(Star Formation in Gaseous Environments)」が誕生しました。 米・ノースウェスタン大学が、NSFアメリカ国立科学財団)とNASA(アメリカ航空宇宙局)の支援のもと開発した「STARFORGE」は、ガス雲から星が誕生する様子を、これまでにない情報量と精密さ、解像度で3Dシミュレーションする最新型モデル。 従来は別個にされていたガスジェットや放射線などの条件を統合し、星の形成・発達・運動の同時シミュレーションに初成功しています。 STARFORGEを使ったシミュレーションでは早速、星形成に関する新事実が明らかになったようです。 研究は、5月17日付けで『Monthly Notices of the Royal Astronomical Society』に掲載されています。

    星形成シミュレータ「STARFORGE」で計算された「星の誕生」が美しい - ナゾロジー
  • 「おしゃべりな新種の恐竜」を発見! トサカで数キロ先の仲間と会話 - ナゾロジー

    数キロ先の仲間とも「おしゃべり」できた⁈ 新種の化石は2013年に、メキシコ北部コアウイラ州にて尻尾の部分が発見されました。 その後も発掘を続けた結果、今日までに、頭蓋骨の約80%、大腿骨、肩の骨が良好な状態で出土しています。 頭蓋骨には、中が空洞になっている長さ1.32メートルのトサカが確認されました。 トサカの内部には多数の通路があり、鼻や気管につながっていることから、音を出す機能があったと見られます。 研究主任のアンヘル・アレハンドロ・ラミレス氏は「このトサカを使って、数キロ先まで伝わるよな低周波音を出し、仲間とコミュニケーションを取っていた」と指摘します。 これと同じ方法は現生のゾウにも見られ、彼らは人には感知できない低周波音を駆使して、10キロ先の仲間とも会話できるのです。 一方で、ラミレス氏は「仲間との平和的なおしゃべりの他に、敵を追い払うような大きな音も出していたでしょう」と

    「おしゃべりな新種の恐竜」を発見! トサカで数キロ先の仲間と会話 - ナゾロジー
  • ミューオンの観測結果が標準理論を崩壊させる? 実験家と理論家の熱すぎる戦い - ナゾロジー

    実験結果が正しければ、現代の物理学の基礎となる「標準理論」が崩壊します。 4月7日に『PhysicalReview Letters』に掲載された論文によれば、ミューオンの観測結果が、現代の物理学の基礎となる標準理論に当てはまらない動きをしていることが示されました。 一方、同じ日に『Nature』に掲載された論文によれば、実験結果は測定機器が原因の誤差に過ぎないとのこと。 前者の結果(標準理論は崩壊する)は実験家による実測値が元になっており、後者の結論(標準理論は正しい)は理論家たちによるスーパーコンピューターを用いた数億時間もの計算結果によるものです。 しかし、どうして同じ測定結果に対して全く違う答えが出てしまったのでしょうか? First results from Fermilab’s Muon g-2 experiment strengthen evidence of new phys

    ミューオンの観測結果が標準理論を崩壊させる? 実験家と理論家の熱すぎる戦い - ナゾロジー
    gav
    gav 2021/05/17
  • 埼玉大、最短約2時間半でX線で激しい増光を繰り返す従来にない銀河を発見

    埼玉大学は5月13日、X線観測用の「eROSITA宇宙望遠鏡」を使った全天掃天観測などから、これまで静穏であった2つの銀河の中心核が準周期的な爆発を起こし、数時間おきに銀河全体に匹敵するほどに明るくなっていることを確認したと発表した。 同成果は、ドイツ・マックスプランク地球外物理学研究所(MPE)のリカルド・アコーディア大学院生、埼玉大大学院 理工学研究科 天文学研究室のマルテ・シュラム特任助教らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、英科学誌「Nature」に掲載された。 eROSITA宇宙望遠鏡はMPEによって開発され、ドイツロシアにより運用される高エネルギー天体物理学宇宙展問題「Spektr-RG」の一部をなすX線観測装置だ。2019年にラグランジェ2ポイント周囲のハロー軌道に乗せられ、掃天観測を行っている。そんなeROSITAが数時間から20時間弱の時間で増光を繰り返し、最も明る

    埼玉大、最短約2時間半でX線で激しい増光を繰り返す従来にない銀河を発見
  • 原始地球に存在した大量の水の9割以上はコアに吸収された、東大などが解明

    東京大学(東大)、東京工業大学(東工大)、北海道大学(北大)、高輝度光科学研究センター(JASRI)の4者は5月12日、地球深部の環境に相当する超高圧・高温実験、大型放射光施設SPring-8におけるX線回折測定、同位体顕微鏡による微小領域化学分析などを組み合わせ、地球形成期に存在していた大量の水の9割以上が水素としてコアに取り込まれたことを明らかにしたと発表した。 同成果は、東工大 地球生命研究所の田川翔特任助教(研究当時・東大大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻大学院生)、東大大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻/東工大 地球生命研究所の廣瀬敬教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、英オンライン科学誌「Nature Communications」に掲載された。 46億年前に太陽系が誕生した際、原始惑星や微惑星同士、そのほか小天体との激しい衝突を繰り返していた原始地球もマグマの海(

    原始地球に存在した大量の水の9割以上はコアに吸収された、東大などが解明
  • 恐竜の頭を調べてわかった、飛翔やコミュニケーションの進化

    白亜紀に、現在のモンゴルにあたる地域に生息していた恐竜シュヴウイア。この恐竜の目と耳の構造は、夜に狩りをしていたことを示唆している。(ILLUSTRATION BY VIKTOR RADERMAKER) 恐竜研究は今、黄金時代だ。化石や足跡から、恐竜の姿や暮らしに関するあらゆる種類の手がかりが見つかっている。そして今回、頭骨の中を調べた2つの研究で、恐竜の飛翔やコミュニケーションの解明につながる興味深い情報が得られた。(参考記事:「アップデートされる恐竜」) 5月7日付で学術誌「サイエンス」に発表された2の論文は、恐竜やその他の爬虫類、鳥類の化石に保存された内耳や眼窩に焦点を当てている。これらを調べることで、失われた恐竜の暮らしの一端を知ることができるというのだ。 「動物の内耳の形状は、その生活様式や行動と関連しています」と、今回の研究に関与していない英エディンバラ大学の古生物学者ジュリ

    恐竜の頭を調べてわかった、飛翔やコミュニケーションの進化
  • 「人類最古の墓から3歳児の遺骨」発見 7万8000年前のケニアで埋葬 - ナゾロジー

    7万8300年前!ホモ・サピエンス最古のお墓遺骨は2013年に、ケニア南部にある「パンガ・ヤ・サイディ(Panga ya Saidi)洞窟」で発見されたもの。 入り口付近の床下3メートルの窪みに、脆くなった小さな骨がいくつも発見されました。 そのまま掘り返すと骨が崩れてしまうため、作業が難航していましたが、2017年に、その場で骨を漆喰で固めて、スペインの国立人類進化研究センター(CENIEH)へ移送することに成功しています。 調査の結果、小さな頭蓋骨や顔、下あごの一部、まだ生え出ていない歯が数発見されました。 脊椎と肋骨の連結部も驚くほど良好に保存されており、胸郭の湾曲も確認されています。 パンガ・ヤ・サイディ洞窟 / Credit: Mohammad Javad Shoaee発見時の遺骨の復元図 / Credit: Jorge González/Elena Santos 状態の良い2

    「人類最古の墓から3歳児の遺骨」発見 7万8000年前のケニアで埋葬 - ナゾロジー
  • 「クジラ語」は解読できるか? 大型研究プロジェクトが始動

    カリブ海の島国ドミニカ付近を泳ぐ、マッコウクジラの成体と子ども。マッコウクジラは、クリック音でコミュニケーションをとる。異種間コミュニケーションの試みとしてはおそらく史上最大規模となる今回のプロジェクトで、科学者たちは機械学習を使ってクジラたちがお互いに何を話しているのかを解読しようとしている。(PHOTOGRAPH BY BRIAN SKERRY) 2008年の春の朝、カナダ人生物学者のシェーン・ゲロー氏は、2頭のクジラがおしゃべりをしているのを耳にした。カリブ海の島国ドミニカの沖合でマッコウクジラたちを追跡していたところ、同じ家族の子ども2頭が、船からそう遠くないところに顔を出したのだ。ドロップとダブルベンドと名付けられた2頭のクジラは、巨大な箱のような頭部を寄せ合って話を始めた。 マッコウクジラはクリック音で「話」をする。彼らがリズミカルに鳴らす一連のクリック音は「コーダ」と呼ばれて

    「クジラ語」は解読できるか? 大型研究プロジェクトが始動
  • アルマ望遠鏡、129億年前の初期宇宙に回転している小銀河を発見

    アルマ望遠鏡を使った大規模掃天観測計画「ALMA Lensing Cluster Survey(ALCS)」の国際共同チームは、アルマ望遠鏡による観測でビッグバンから約9億年後(129億年前)の宇宙に天の川銀河の1/100の質量しかない小さな銀河を発見し、さらに同銀河が回転によって支えられていることが判明したと発表した。 同成果は、東京大学の河野孝太郎 教授、デンマーク・ニールス・ボーア研究所の藤征史氏、英・ケンブリッジ大学のニコラス・ラポルテ氏らが参加する、ALCS国際共同チームによるもの。詳細が掲載された論文は2あり、米天体物理学専門誌「The Astrophysical Journal」と「英国王立天文学会誌」に4月22日付でそれぞれ掲載された。 約138億年前に宇宙がビッグバンで誕生した数億年後に、第1世代の恒星“ファーストスター”が誕生し、それほど間を置かずに最初の小さな銀河

    アルマ望遠鏡、129億年前の初期宇宙に回転している小銀河を発見
  • 連星ブラックホールはどう見える? シミュレーション動画をNASAが公開

    【▲ 重なり合う連星ブラックホールの見え方。NASAが公開したシミュレーション動画より(Credit: NASA’s Goddard Space Flight Center/Jeremy Schnittman and Brian P. Powell)】周囲の時空間を大きく歪めるほど重力が強い天体「ブラックホール」。事象の地平面(イベント・ホライズン)の内側に入れば光でさえも脱出できないブラックホールを直接見ることはできませんが、国際協力プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」が観測した楕円銀河「M87」の超大質量ブラックホールのように、重力によって進む向きを曲げられた光(電磁波)を捉えることで間接的に観測することができます。 ■NASAが公開した「ブラックホールの見え方」のシミュレーション【▲ ブラックホールを横から見た場合のシミュレーション動画(Credit: NAS

    連星ブラックホールはどう見える? シミュレーション動画をNASAが公開
  • 欧州の豪雪「東の猛獣」は海氷が減ったせいだった、最新研究

    2018年2月27日、ヨーロッパの多くの地域にシベリア並みの寒さをもたらした大寒波「東の猛獣」の中、ロンドンのミレニアムブリッジを渡る歩行者たち。 (PHOTOGRAPH BY DANIEL LEAL-OLIVAS, AFP/GETTY) 2018年2月から3月にかけて、ヨーロッパは歴史的な大寒波と豪雪、いわゆる「東の猛獣(Beast from the East)」に見舞われた。南はローマまで雪が降り、英国では猛吹雪で高さ約8mもの雪溜まりができたほどだった。 最新の研究により、この豪雪には、ノルウェーとロシアに囲まれた北極海の一部であるバレンツ海の海氷の減少が関係していたことが明らかになった。降雪量の88%に相当する1400億トンもの雪が、その年に海氷が異常に少なかったバレンツ海から蒸発した海水に由来した可能性があるという。論文は4月1日付けで地球科学の専門誌「Nature Geosci

    欧州の豪雪「東の猛獣」は海氷が減ったせいだった、最新研究
  • 太平洋にはジャイアントインパクトを引き起こした「原始惑星テイア」が埋もれている可能性がある - ナゾロジー

    月は火星サイズの「原始惑星テイア」が、原始地球に衝突して生まれたと考えられています。 これはジャイアントインパクト説と言われていますが、そのテイアが存在したという直接の証拠はまだ見つかっていません。 しかし、3月15日から19日わたって開催された第52回月・惑星科学会議において、アリゾナ州立大学の研究チームが、テイアの残骸が地球コアとマントルの境界領域に存在している可能性を示すモデルを発表しました。 このアイデアは、以前からたびたび提案されていましたが、今回の研究はそうした証拠をまとめた初の包括的なモデルです。 この研究に関する論文は、科学雑誌『Geophysical ResearchLetters』でも掲載予定となっています。

    太平洋にはジャイアントインパクトを引き起こした「原始惑星テイア」が埋もれている可能性がある - ナゾロジー
    gav
    gav 2021/03/31