「トランスクリエーション」という言葉をご存知だろうか? それは「新しい共感」を創造する技法である。 生成AIが苦手な「共感」を人間の創造の中心においていくことに主眼を置く。このトランスクリエーションを軸に言語、地域、文化、市場、世代などの差異をなめらかに乗り越えてコピーやデザインとして表現するプロフェッショナルがいる。株式会社 morph transcreation 代表の小塚泰彦だ。 博報堂退社後、英国ロイヤルカレッジオブアートで学び、これまでApple、Google、Panasonic、Yamahaなど数多くのグローバル企業と共にトランスクリエーションを実践してきた。直近の例で言うと三井住友トラスト・グループのクリエイティブディレクターとしてブランドスローガンをIBMと策定した。 「トランスレーション」 を行なってきた翻訳業界も「AI時代に鍵となるもの」としてトランスクリエーションに注