だれしも都心の超高層ビルに勤めることになったとしたら、どんな眺望が楽しめるのか密かに期待してしまうのではないだろうか?街を見下ろす、その恍惚(こうこつ)感。それが、世界でも美しい港の景観で有名な、シドニーであったらどうであろう? シドニー湾から見た夜景。中央に光り輝くビルが、ワン・ブライ・ストリート・シドニー。設計はインゲンホーフェン。アラップは、建築設備設計、構造設計、音響、ファサード、照明デザインの各種コンサルティングを担当した(写真:1 Bligh is owned and managed by DEXUS, DWPF and Cbus Property) 国際高層建築賞を受賞した「ワン・ブライ・ストリート・シドニー」 ワン・ブライ・ストリート・シドニー(1 Bligh Street Sydney)はテナントビルで、2011年に竣工したが、2カ月前に12年の国際高層建築賞を受賞し、あ
3Dプリンタで成形したカスタムデザインの梁、強度はなんと鉄筋の1万倍2012.12.09 17:006,785 satomi ヒントは人間の骨。中身スカスカなのにあれだけの重みの体を支える、その秘密はフラクタルパターンにあります。 そこに着目したヨーロッパの研究チームが、重みを支えるのに最適な「階層構造」を計算する手法を開発しました。これを応用して用途に特化したカスタムデザインのビーム(梁、横材)を3次元プリンタで成形すれば、鉄より軽くてケタ違いに強いビームができるようです。巨大ビルの密度がガクンと減りますね! この手法は、英ノッティンガム大学講師ヨン・マオ(Yong Mao)博士が同僚たちと共同で開発したものです。実現にあたっては新技術単体ではなく、いくつかの新技術をバンドルしています。 まず最初は空洞のビームからスタートし、「これぐらいの重さには耐えて欲しい」と思う荷重を加えてテストし
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